前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―
■バーチャレク <6193> 1,225円 (+164円、+15.5%)
バーチャレクス・ホールディングス <6193> [東証G]が急反騰。6日取引終了後、上期(4-9月)連結業績予想について売上高を33億5000万円から33億7500万円(前年同期比1.4%増)へ、営業利益を1億円から1億7500万円(同73.3%増)へ上方修正すると発表した。稼働率の堅調やAIを中核としたサービス・事業展開の拡大を背景に柱のIT&コンサルティング事業が上振れする見通しとなったため。これを好感した買いが集まった。
■サイバーセキ <4493> 2,858円 (+240円、+9.2%) 一時ストップ高
サイバーセキュリティクラウド <4493> [東証G]が3日続急伸、一時ストップ高となった。年初来高値を連日更新した。第三者による企業などのシステムへの不正アクセスによる個人情報漏えいなどが相次ぐなか、株式市場では サイバーセキュリティ関連銘柄に物色人気が向かっている。そんななか、同社は6日の取引終了後、個人情報漏えいやランサムウェア被害などに関する初動相談・初動調査をサイバーセキュリティの専門家が無償で実施する「緊急セキュリティ相談窓口」を開設すると発表しており、株価の支援材料となったようだ。同社が提供するWebアプリケーション・ファイアウォール(WAF)を通じた観測データによると、7-9月期の攻撃検知数は前年同期比1.8倍の約10億7000万回に上った。特に9月の攻撃検知数が約4億5000万回と最も多く、前月比1.4倍の水準まで膨らんだ。
■日本マイクロ <6871> 16,760円 (+1,350円、+8.8%)
東証プライムの上昇率2位。日本マイクロニクス <6871> [東証P]が7日続急伸。SBI証券が6日付で投資判断「買い」を継続した上で、目標株価を3万2300円から3万9700円へ引き上げた。事業環境の更なる好転と収益性改善の期待を織り込んだという。韓国や中国メーカーによる大型投資など収益機会の拡大がプローブカードの需要を押し上げるとみている。これが材料視されたようだ。
■アディッシュ <7093> 664円 (+44円、+7.1%)
アディッシュ <7093> [東証G]が急反発。企業へのサイバー攻撃が相次いでいることを受け、足もとではサイバーセキュリティー関連が人気化しており、この流れがSNSのモニタリングサービスを手掛ける同社に波及したもよう。また、子会社のアディッシュプラスが7日、SNSアカウント開設支援サービスの提供を開始すると発表したことも株価を刺激したようだ。このサービスは、企業が新たに公式SNSアカウントを立ち上げる際の設計から初期設定、運用開始までをトータルにサポートするもの。企業の運用体制や目的にあわせ「開設サポート」「投稿準備」「伴走サポート」の3つをパッケージプランとして提供するという。
■フリービット <3843> 1,747円 (+84円、+5.1%)
東証プライムの上昇率3位。フリービット <3843> [東証P]が3日続急伸。6日の取引終了後、2025年9月に発表したCountUpの子会社化に関する妥当性などに関する特別調査委員会の調査報告書を公表した。寄り付きは売りが出たものの、売り一巡後はアク抜け感が強まったとの見方から買い優勢となった。調査報告書ではCountUp子会社化の妥当性や意思決定プロセスの適切性に疑義が生じた最大の要因が、石田宏樹CEO兼CTOの職務発明に関する理解不足や利益相反・公私混同に対する規範意識の弱さだと指摘。石田氏は指摘に対する反省と陳謝の意を示し辞任を表明した。
■古野電 <6814> 8,430円 (+300円、+3.7%)
東証プライムの上昇率10位。古野電気 <6814> [東証P]が大幅高で6日続伸。6日の取引終了後に集計中の8月中間期連結業績について、売上高が従来予想の760億円から799億円(前年同期比16.4%増)へ、営業利益が100億円から128億円(同37.6%増)へ、純利益が80億円から99億円(同2.8%減)へそれぞれ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。為替レートが概ね想定どおりに推移するなか、商船市場で中国における造船会社の高水準な手持ち工事量を背景として建造能力の拡大が進み、船舶の建造スケジュールが前倒しとなったことなどから、舶用事業における商船市場向けの販売が想定を上回って推移したことが要因。また、これまで取り組んできた価格適正化などにより、売上総利益率が想定を上回ったことも寄与した。
■パルHD <2726> 1,446円 (+49円、+3.5%)
パルグループホールディングス <2726> [東証P]が大幅反発。同社は6日の取引終了後、27年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比4.1%増の1219億3100万円、営業利益は同1.1%増の142億5400万円、最終利益は同2.6%増の94億2800万円となった。衣料事業が好調に推移したことを背景に営業増益を確保する格好となり、評価されたようだ。天候不順の影響により「3COIN」事業は増収減益となった一方、衣料事業はヤングカジュアル系ブランドが売り上げを伸ばし、増収増益となった。
■マクドナルド <2702> 7,690円 (+260円、+3.5%)
日本マクドナルドホールディングス <2702> [東証S]が大幅反発。同社は6日の取引終了後、9月度の月次動向を開示した。既存店売上高は前年同月比10.0%増だった。伸び率は8月の3.5%を大きく上回り、今年1月(11.7%)以来の高水準となった。業況を評価した買いが入ったようだ。9月は「月見バーガー」シリーズの販売を開始し、売り上げ増につながった。既存店の客数は同3.3%増、客単価は同6.5%増となった。全店ベースの売上高は同12.2%増だった。
■助川電気 <7711> 5,150円 (+160円、+3.2%)
助川電気工業 <7711> [東証S]が4日ぶり大幅反発。コンステレーション・エナジー <CEG> とアルファベット <GOOGL> 傘下のグーグルが6日、20カ年にわたる長期電力供給契約を締結したと発表。これを受けて同日の米株式市場で原発関連株が上昇したことから、東京株式市場でも関連銘柄に連想買いが入ったようだ。
■スズキ <7269> 2,039.5円 (+58円、+2.9%)
スズキ <7269> [東証P]が3日続伸。25日と75日の両移動平均線を上抜けた。6日の取引時間中、同社として初となる軽自動車のEV(電気自動車)「eスカイ」を11月16日に発売すると発表。販売拡大を期待した買いが7日も続いた。航続距離は最大310キロメートルで、3グレードのうち最も安いグレードで価格は212万円。国のCEV補助金(12月末までの登録分)の交付額は56万8000円で、これを活用すると約155万円で購入が可能となる。東京都など自治体が用意する補助金を活用した場合は、更に安く購入できるとの指摘もある。目標販売台数は月間1000台。最廉価グレードは受注生産とする。
■ヤマハ発 <7272> 1,832.5円 (+42.5円、+2.4%)
ヤマハ発動機 <7272> [東証P]が反発。同社は7日、米国の大手農業・建設機械メーカーであるディア&カンパニー <DE> との協業について合意したことを明らかにしており、これが買い手掛かりとなったようだ。ヤマハ発のパワートレイン及び車両設計の知見と、DE社の車両開発力、生産能力及び顧客に対する知見を相互に提供し、それぞれの強みを生かしたROV(レクリエーショナル・オフハイウェイ・ビークル)商品の共同開発を進めるとしている。
■ワッツ <2735> 736円 (+14円、+1.9%)
ワッツ <2735> [東証S]が続伸。同社は6日の取引終了後、9月度の月次売上高を開示した。100円ショップ直営店の既存店売上高は前年同月比4.9%増となった。伸び率は8月の6.9%を下回ったものの、昨年10月以降、増収を継続しており、株価の支援材料となったようだ。100円ショップ直営全店の売上高は同5.1%増となった。全社売上高は同5.5%増だった。
■あさくま <7678> 3,670円 (+50円、+1.4%)
あさくま <7678> [東証S]が4日ぶり反発。6日の取引終了後に発表した9月度売上高で、直営既存店売上高が前年同月比14.0%増と46ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。なお、直営全店売上高は同28.1%増だった。
※7日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース