米国株見通し:下げ渋りか、金融政策や企業決算を注視
(13時30分現在)
S&P500先物 7,848.25(-4.50)
ナスダック100先物 31,375.25(-27.00)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は65ドル安。長期金利は底堅く推移し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
前営業日のNY株式市場で主要3指数は反落。下げ幅縮小もダウは341ドル安の51179ドルでS&Pとともに5日ぶりのマイナスに、ナスダックは6日ぶりに下落して引けた。長期金利の上昇が止まらず、米10年債利回りは一時5.36%に浮上し、金利高の国内経済への影響を懸念した売りが強まった。前日まで強含んだ反動で、利益確定や持ち高調整の売りも後押し。その後は金利高一服を受け主力ハイテクの買戻しもみられ、指数は大幅安を回避した。
本日は下げ渋りか。長期金利は上昇一服とは言え歴史的な高水準で推移しており、売りが出やすい地合いに変わりはない。ただ、足元で発表された経済指標は弱さが目立ち、連邦準備制度理事会(FRB)当局者から引き締め的な政策に慎重な発言も聞かれる。年内の追加利上げ観測も今月は政策維持が期待されており、売りづらい面もある。来週から本格化する決算発表を控え金融が物色されやすいほか、業績拡大期待の人工知能(AI)関連も引き続き注目されるだろう。
《TY》