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話題株ピックアップ【夕刊】(1):ADプラズマ、東邦HD、竹内製作所

注目
2026年10月13日 15時42分

■ADプラズマ <6668>  5,630円  +705 円 (+14.3%) ストップ高   本日終値

アドテック プラズマ テクノロジー<6668>はストップ高。前週末9日取引終了後、27年8月期連結業績予想について売上高を215億円(前期比54.8%増)、営業利益を53億円(同2.1倍)と発表した。5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。配当予想も50円(前期30円)とした。これを好感した買いが膨らんだ。なお、同時に発表した26年8月期決算は売上高が138億8400万円(前の期比9.5%増)、営業利益が25億6200万円(同41.7%増)だった。AI・クラウド関連投資の継続を背景にサーバー、データセンター向けの高性能半導体を中心とする先端半導体分野への設備投資が堅調に推移するなか、これを追い風に主力の半導体・液晶関連事業が大きく伸びた。

■東邦ホールディングス <8129>  3,975円  +288 円 (+7.8%)  本日終値  東証プライム 上昇率トップ

東邦ホールディングス<8129>が大幅に3日続伸。同社は1日、一部報道に対するコメントを公表し、このなかでPHCホールディングス<6523>の買収を検討していることを明らかにしていた。だが、前週末9日の取引終了後に東邦HDは再びコメントを公表。成長戦略の実現のためのさまざまな施策の一つとして、PHCHDの買収に関する検討を行ってきたが、このたび本件に関する検討を終了することにしたと表明した。東邦HDの株価は1日以降、下押し圧力が掛かり、2日に年初来安値3524円を形成していた。買収検討終了の開示を受けて買い戻しが優勢となった。

■大阪有機化学工業 <4187>  5,110円  +305 円 (+6.4%)  本日終値  東証プライム 上昇率4位

大阪有機化学工業<4187>が大幅続伸。同社は前週末9日の取引終了後、26年11月期第3四半期累計(25年12月~26年8月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想の修正を発表。今期の売上高予想を従来の見通しから35億円増額して425億円(前期比17.2%増)、最終利益予想を14億円増額して66億円(同4.2%減)に引き上げた。期末配当予想は7円増額して50円に見直しており、評価されたようだ。ArFレジスト向けを中心に半導体材料が好調に推移する。子会社における高純度特殊溶剤の販売の伸長や、中東情勢の悪化によるコスト上昇分の価格転嫁の進展による影響も反映した。年間配当予想は93円(前期比18円増配)となる。第3四半期累計の売上高は322億9300万円(前年同期比21.0%増)、最終利益は53億2500万円(同55.0%増)だった。なお、同社は昨年12月に公表した半導体関連材料の新規設備建設について、着工を26年から27年に、完成予定を28年から29年に見直すとともに、設備投資額については約100億円から約200億円に変更すると発表した。建設資材や設備機器価格の上昇を踏まえるとともに、導入設備の内容を見直した結果、投資予定額が当初計画を上回る見込みとなった。

■住石ホールディングス <1514>  638円  +38 円 (+6.3%)  本日終値

住石ホールディングス<1514>が高い。前週末9日の取引終了後、27年3月期の連結業績・配当予想の修正を発表。今期の売上高予想を94億円から116億円(前期比8.8%増)に、最終利益予想を16億円から21億円(同20.4%減)に引き上げた。期末一括配当予想は15円から20円(前期比横ばい)に増額しており、好感されたようだ。9月中間期において石炭事業が底堅い需要を支えに収益が計画を上振れした。石炭価格が上昇基調で推移するなか、オーストラリアのワンボ社からの受取配当金も想定を上回ることとなり、中間期とともに通期の業績予想を見直した。通期の営業利益予想は据え置いている。

■OSG <6136>  3,861円  +208 円 (+5.7%)  本日終値  東証プライム 上昇率6位

OSG<6136>は4日ぶりに反発。同社は主に工作機械で使われる消耗工具を製造・販売しており、ねじ穴を作る工具タップでは世界トップクラスのシェアを有する。前営業日9日の取引終了後、26年11月期第3四半期累計(25年12月~26年8月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を1850億円から1930億円(前期比20.2%増)、営業利益を300億円から360億円(同77.1%増)、最終利益を210億円から240億円(同67.4%増)に引き上げた。同時に期末配当予想を15円増額の91円に修正しており、これらを好感した買いが集まった。年間配当予想は130円(前期は88円)となる。第3四半期累計は主要市場における需要が総じて底堅く、日本からの輸出販売が増加。特に航空・防衛関連、電子部品・半導体製造装置及びデータセンター向け、エネルギー関連、医療関連の需要が好調だった。加えて、タングステン価格上昇前に調達した原材料在庫の使用が想定以上に継続し、販売価格改定の効果が想定を超えた。過年度に課された米国関税に係る還付金の計上も利益を押し上げ、売上高1432億4500万円(前年同期比23.5%増)、営業利益275億4300万円(同2.0倍)、最終利益213億6400万円(同2.2倍)で着地した。同時に取得総数150万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.80%)、取得総額50億円を上限とする自社株買いを行うと開示しており、こちらも株価の支援材料となったようだ。取得期間は10月13日から11月30日まで。OSGは13日に東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で一部の自社株を取得。今後、今回取得した分を差し引いた株式総数と取得総額を上限とし、東証における市場買い付けを実施する。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、13日に100万株を1株3653円で取得した。

■竹内製作所 <6432>  7,650円  +370 円 (+5.1%)  本日終値  東証プライム 上昇率10位

竹内製作所<6432>が後場に急伸し8000円台に乗せ、上場来高値を更新した。同社はこの日、27年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を上方修正したほか、自社株買いも発表しており、ポジティブ視されたようだ。通期の売上高予想は従来の見通しから170億円増額し2610億円(前期比15.9%増)、最終利益予想は56億円増額して315億円(同11.4%増)に修正した。最終利益は減益予想から一転、前期に続き過去最高益の更新を見込む。期末配当予想は25円増額して135円に引き上げた。年間配当予想は245円(前期比35円増配)となる。北米でデータセンター建設やエネルギーインフラ関連工事が好調に推移し、下期は強力な販売プログラムによってディーラー向け販売の拡大を想定する。オーストラリアの販売は上期は予想を下回ったものの、連結全体では米国関税の還付や円安効果もあって、収益が上振れする見込みとなった。8月中間期の売上高は1323億8300万円(前年同期比16.0%増)、最終利益は181億2900万円(同6.3%増)だった。自社株買いは総数220万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.8%)、取得総額150億円を上限とし、14日から来年2月19日までの間、実施する。

■ispace <9348>  395円  +16 円 (+4.2%)  本日終値

ispace<9348>が続伸。同社はきょう午前10時ごろ、イタリアのエアロスペース・ロジスティクス・テクノロジー・エンジニアリング・カンパニー(ALTEC、アルテック)と月面探査ローバーの試験に関する協業に向けた覚書を締結したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。協業には、月面探査ローバーのプラットフォーム及び関連機器の機能試験、ミッションシミュレーション、オペレーターのリハーサルやサブシステム及びシステムレベルでの検証、妥当性確認、ならびに運用チームを対象とした訓練や認定プログラムなどが含まれる予定。また、月面探査技術、月面モビリティ、宇宙資源の活用に関する幅広い協力についても検討するとしている。

■パンパシHD <7532>  705.3円  +27.2 円 (+4.0%)  本日終値

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>が急動意、全体相場に逆行し、底値圏からのリバウンドを鮮明としている。総合ディスカウント店のドン・キホーテを展開するが、業績拡大トレンドを長きにわたって続けている。近年は伸び率こそやや鈍化しているものの、インバウンド需要などを追い風に、売上高・営業利益ともに最高利益更新基調に変化が見られない。そうしたなか、同社は前週末9日、連続増収増益の世界最長記録としてギネス認定されたことを発表した。2026年6月期の連結業績は売上高が前の期比8.8%増収、営業利益は同7.7%増益だったが、これで1989年の1号店開業以来、37期連続の増収・営業増益となった。最近では「トイザらス」の日本事業買収を正式発表し話題となった経緯があるが、消費セクターの勝ち組としての位置付けで、機関投資家や個人投資家の見直し買いを誘発した。

■学研ホールディングス <9470>  1,043円  +36 円 (+3.6%)  本日終値

学研ホールディングス<9470>が強含んだ。9日にマージャーマーケットの有料会員向け英文記事において、学研HDが学研ココファンの売却に向けて入札プロセスを開始したとの報道があったことを受け、13日に学研HDはコメントを開示した。同社は「中期経営計画に掲げる事業ポートフォリオ再編の検討を進めるなかで、入札プロセスを開始したことは事実」と明らかにしており、事業の選択と集中に向けた取り組みの進展を期待した買いが入ったようだ。

■ツツミ <7937>  2,486円  +80 円 (+3.3%)  本日終値

ツツミ<7937>は大幅高。きょう午後2時ごろ、27年3月期の中間配当を5円増額の50円にすると発表しており、株主還元姿勢を好感した買いが入った。期末配当予想は70円で据え置いた。年間配当予想は120円(前期は115円)となる。

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