【今週読まれた記事】AIバブル崩壊と絶大な“実需” 天秤はどちらに傾くか
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は10月10日から16日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
3連休明けとなった今週、相場の主役を張るAI(人工知能)・半導体関連株にまたしても波乱が巻き起こりました。AIデータセンター大手の米コアウィーブ<CRWV>の社債利回りが急上昇、AI企業の財務悪化を警戒してAI・半導体市場から急速に資金が逃げました。15日の日経平均株価は前日比3318円安、史上3番目の下落幅です。
今回のショックは「コアウィーブ・ショック」と呼ばれています。多くのAI企業が多額の開発資金を社債発行などによって調達していることはよく知られ、「巨額の債務を回収できなくなることがAIバブル崩壊の引き金になりかねない」と以前から指摘されてきました。
一方、AI開発が進むにつれ、社会に与える影響は日増しに増大しています。単なるテキストチャットから始まり、一日に数万行のコードを書くエンジニアに成長し、更にエージェントとして人間と会話してPCを操るようになるまでたったの数年。今後もフィジカルAIやサイエンティフィックAIなど、人類の発展に貢献することが期待されており、AIの需要はますます増え続けることが予想されます。しかし、そこに注がれる資金が莫大であることが問題です。AIは現状「資金(計算資源)を注げば注ぐほど性能が上がる」という法則が成立しており、このせいで開発資金はまさに天井知らずとなっています。企業は債務不履行のリスクを抱えながら、それでも資金調達を続けざるを得ず、これが今回のショックに繋がっています。
投資家としては正念場と言えるかもしれません。かねてから懸念されてきた投資資金の回収問題と、絶大なる需要に裏打ちされた高い成長性。この天秤がどちらに傾くかを見極めることが重要な局面でしょう。
前向きな材料もあります。急落した15日の市場を見ると、東証プライム市場の3割強の銘柄は前日比で上昇しており、決して全面安といえる状況ではありません。日本株市場を「先行き不透明要因は多く、上値は重いものの日本企業の業績は好調であり下値は限定的」とみるのは、連休明け13日の引け後に配信した<相場観特集>で見通しを伺った内藤証券 投資調査部 リサーチ・ヘッド&チーフ・ストラテジストの田部井美彦氏。6月高値以降の相場が示すように日本株市場はAI・半導体一色ではありません。田部井氏は半導体関連のほか、エンターテインメント関連に妙味があるとして銘柄を紹介。この記事は多くの方に読まれアクセスランキング上位入りとなりました。
相場コラムは今週も大人気です。「【杉村富生の短期相場観測】 ─サイバーセキュリティ&光電融合を狙う!」と「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─将来のファストリ、キオクシアを探せ!成長株候補にフォーカス」が1位、2位を奪取と、株探の2大看板コラムの面目躍如となりました。また、以下の記事もすべて上位ランキング入りとなりました。
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引け後の材料を一覧でチェックできる【明日の好悪材料】【サプライズ決算】は、今週もすべての記事がランクイン。上手に使えば大きな時短となる株探の看板記事です。今週配信した記事は以下の通りです。
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月9日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月13日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月14日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月15日発表分)
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