話題株ピックアップ【夕刊】(1):SHIFT、タスキHD、中外薬
■SHIFT <3697> 1,147円 +90.5 円 (+8.6%) 本日終値 東証プライム 上昇率3位
SHIFT<3697>が急反発。SBI証券は21日、同社株の目標株価を2400円から2700円に引き上げた。投資判断は「買い」を継続した。生成AIの登場により、同社及びソフトウェアテストの在り方に超悲観論が蔓延していたが、業績推移や定量的変化などを踏まえれば、悲観論の勢いは弱まると予想。15日に決算を発表したが、第4四半期(6~8月)の連結営業利益は60億6000万円(前年同期比63%増)となり収益性は予想以上に改善。この業績改善は短期的・一過性ではなく、直近数年間の試行錯誤の結果と好意的に捉えており、27年8月期以降の業績拡大に期待している。
■トーカイ <9729> 2,801円 +173 円 (+6.6%) 本日終値 東証プライム 上昇率6位
トーカイ<9729>は急伸。きょう午後3時ごろ、27年3月期の連結業績予想を修正したと発表した。売上高を1654億円から1679億8000万円(前期比5.2%増)、営業利益を89億8500万円から102億8600万円(同9.6%増)に引き上げた。営業利益及び経常利益は減益予想から一転、増益を見込む。同時に期末配当予想を前回予想から9円増額の49円に上方修正しており、これらを好感した買いが集まった。なお、年間配当予想は89円(前期実績は68円)となる。第2四半期累計(4~9月)は調剤薬局事業における処方箋単価が薬剤料・技術料ともに計画を上回って推移したうえ、シルバー事業におけるレンタル資材の効率的な運用の取り組み効果が前期から継続。下半期も調剤薬局事業の好調が続くとみられることや7月にリハビリデイサービス事業を展開するQLCプロデュースを子会社化したことも踏まえ、通期業績予想を修正した。
■タスキホールディングス <166A> 1,029円 +36 円 (+3.6%) 本日終値
タスキホールディングス<166A>は大幅高。21日取引終了後、26年9月期連結業績予想について売上高を1004億5000万円から1019億円(前の期比36.9%増)へ、営業利益を110億円から136億5000万円(同54.8%増)へ上方修正すると発表した。これが好感された。従来の最高益予想に更に上乗せする形で、引き続き高成長路線を維持する見通しとなった。良好な事業環境を背景にプロジェクトの販売価格が想定を大きく上回り、利益率が改善したことが要因。なお、販売価格の上昇を踏まえ、一部プロジェクトについては収益の最大化を目指し、販売時期を当期中から翌期へ戦略的に変更したという。
■ストライクグループ <6196> 1,436円 +48 円 (+3.5%) 本日終値
ストライクグループ<6196>が大幅続伸。21日の取引終了後に、集計中の26年9月期の連結業績について、売上高が従来予想の245億円から270億7700万円へ、営業利益が83億円から104億100万円へ、純利益が57億円から71億3900万円へそれぞれ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。前の期は連結決算を行っていないため比較はできないものの、第3四半期以降に上期の実績を上回る水準で成約が積み上がり、成約数が想定以上となったことに加えて、複数の大型案件が成約に至り案件単価が上昇したことも寄与した。
■イオンFS <8570> 1,469円 +46 円 (+3.2%) 本日終値
イオンフィナンシャルサービス<8570>が4日ぶりに反発。21日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、香港を拠点とする投資ファンドのオアシス・マネジメントによる株式保有割合が10.80%から11.82%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は、「株式の価値の変動または株式に係る配当によって利益を受けることを目的として保有している」としており、「提出者は、発行者の中長期的な企業価値に関連すると考える事項、主には発行者の資本構成、コーポレートガバナンス、投資、データの利活用などについて、発行者との対話を現に行っている」という。なお、報告義務発生日は10月14日となっている。
■eWeLL <5038> 2,383円 +69 円 (+3.0%) 本日終値
eWeLL<5038>が続伸。同社はきょう、訪問看護ステーションの経営状態の把握から改善策の提示、収益への影響試算までを支援するAI新サービス「iBowボード Pro」の提供を開始したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。このサービスは、今年2月に提供を開始した経営分析ツール「iBowボード」の機能を拡張したもので、訪問看護ステーションの経営に関わる12項目の独自の評価指標をスコアリングし、経営状態を可視化。すぐに取り組める具体的な改善策と、改善後の収益シミュレーションをAIが提示するという。
■PAコンサル <4071> 2,321円 +45 円 (+2.0%) 本日終値
プラスアルファ・コンサルティング<4071>は堅調に推移。きょう寄り前、生成AIを活用したロールプレイング(ロープレ)ツール「AIプラストーク」に、ロープレコンテンツを自動生成する「シナリオ作成支援機能」を搭載したと発表しており、好感した買いが入った。新機能により、現場のマニュアルやナレッジを生かし、自社業務に即した教材を短時間で作成できるようになるという。
■中外製薬 <4519> 6,614円 +103 円 (+1.6%) 本日終値
中外製薬<4519>は後場に強含んだ。きょう午後2時15分ごろ、同社が属するロシュ・グループが2026年1~9月の販売実績をこの日付で発表したと開示。ロシュ・グループの売上高は固定為替レートベースで前年同期比6%増の464億9300万スイスフラン、うち医薬品部門の日本における売上高は25%増の23億5200万スイスフランだったと明らかにしており、これらが株価の支援材料となったようだ。
■安田倉庫 <9324> 2,654円 +41 円 (+1.6%) 本日終値
安田倉庫<9324>が続伸。この日、茨木営業所(大阪府茨木市)が動物用医薬品製造業(包装・表示・保管)の許可を新たに取得したと発表しており材料視された。同社グループは、加須(埼玉県加須市)・吉川(埼玉県吉川市)・茨木・九州(福岡県大刀洗町)の各営業所及び子会社安田ロジファーマの各センターで人用の医薬品物流を展開している。今回の茨木営業所における許可取得により、動物用医薬品にも対応することになり、人用・動物用医薬品の製造・販売物流を一貫して提供することになる。
■明星工業 <1976> 1,720円 +22 円 (+1.3%) 本日終値
明星工業<1976>はしっかり。21日の取引終了後、英ロンドンに本拠を置く投資会社ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドらと共同保有者による株式保有割合が13.62%から14.62%に上昇したことが明らかとなり、思惑視した買いが優勢になった。関東財務局へ提出された変更報告書によると、報告義務発生日は10月14日。ニッポン・アクティブの保有目的には「投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為等を行うこと」などが記載されている。
株探ニュース