話題株ピックアップ【夕刊】(2):SHIFT、大塚HD、日本光電
■SHIFT <3697> 1,156円 +9 円 (+0.8%) 本日終値
SHIFT<3697>が全般相場軟調のなか続伸し連日の年初来高値更新となった。22日の取引終了後に定款の一部変更を発表し、事業目的に「投資業」を追加したことが好感された。11月25日開催予定の定時株主総会に付議する予定としている。
■大塚ホールディングス <4578> 12,455円 +60 円 (+0.5%) 本日終値
大塚ホールディングス<4578>がしっかり。この日の寄り前に、成人のIgA腎症治療薬「ボイザクト」(一般名シベプレンリマブ)のフェーズ3(ビジョナリー)試験の最終結果を米国腎臓学会年次学術集会で発表しことを明らかにした。これによると、プラセボ群と比較して2年間にわたり腎機能低下または腎不全からなる複合腎イベントの発現リスクを97.1%低減したとしているほか、2年間にわたりプラセボ群と比較して良好な安全性及び忍容性を示し、治療薬として良好な臨床プロファイルを有することが示唆されたとしており、良好な結果から大型化への期待が高まっているようだ。
■日本光電 <6849> 1,553円 -84.5 円 (-5.2%) 本日終値 東証プライム 下落率7位
日本光電<6849>が大幅安。モルガン・スタンレーMUFG証券は22日、同社株の投資判断を3段階で真ん中の「イコールウエート」から「アンダーウエート」に引き下げた。目標株価は1900円から1500円に見直した。日本の病院の機器購入意欲は、想定したほど高まっていないと指摘し、業績予想を引き下げた。市場のコンセンサスでは、同社の営業利益予想は27年3月期が220億円程度、28年3月期は240億円程度と増益を見込んでいるのに対して、同証券ではそれぞれ175億円、186億円を予想している。
■ディスコ <6146> 49,290円 -1,940 円 (-3.8%) 本日終値
ディスコ<6146>は続急落し、年初来安値を更新した。22日の取引終了後、27年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせて、第3四半期累計(4~12月)の業績予想を開示した。売上高は3895億円(前年同期比28.2%増)、営業利益1747億円(同38.4%増)と見込んでいるものの、半導体関連に売りが先行している地合いのなか、買い向かう姿勢は限られたようだ。同社は半導体・電子業界において顧客の投資意欲は短期間で激しく変動するため、需要の予測は困難だとして、業績予想の開示を1四半期先までとしている。第3四半期(10~12月)の出荷額は1496億円(前年同期は1136億円、前四半期は1486億円)と予想。想定為替レート1ドル=151円としている。今後も生成AI向けの旺盛な需要を背景に、装置・消耗品ともに出荷の拡大が続くとみている。なお、9月中間期は売上高が2570億5800万円(前年同期比32.1%増)、営業利益が1166億3900万円(同47.9%増)だった。9月末を基準日とする中間配当は前回予想から15円増額の186円(前期実績は129円)に引き上げた。
■りそなホールディングス <8308> 2,141.5円 -68.5 円 (-3.1%) 本日終値
りそなホールディングス<8308>が一時7%を超す下げとなった。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>がそろって下値を探るなど、銀行株への売り圧力が強まった。22日のニューヨーク市場ではAI関連企業の過剰投資問題を巡る警戒感が再び強まり、投資家のリスク回避姿勢が強まった結果、相対的にリスクの低い米国債に資金がシフトし、米長期金利は5%を下回る水準に低下した。国内の長期金利も低下が続いている。10月の日銀の金融政策決定会合で連続利上げが見送られると伝わるなか、銀行株に対しては利ザヤ拡大の期待が後退する格好となり、買い持ち高を圧縮する目的の売りが優勢となっている。
■明星工業 <1976> 1,676円 -44 円 (-2.6%) 本日終値
明星工業<1976>は冴えない。22日取引終了後、上期(4~9月)連結業績予想について純利益を24億円から18億5000万円(前年同期比2.6%減)へ下方修正すると発表した。投資事業組合運用損などの計上により営業外収支が当初予想を下回ったことや、税金費用が想定を上回る見込みとなったことを織り込んだ。これが買い手控え要因となっている。なお、売上高、営業利益見通しについては従来予想を据え置いた。
■GMO <9449> 3,769円 -98 円 (-2.5%) 本日終値
GMOインターネットグループ<9449>は大幅続落。22日、FX自動売買専用VPS(仮想専用サーバー)サービス「お名前.comデスクトップクラウド」について、顧客から取引口座で第三者による不正操作が行われたとの報告を受けたと発表しており、嫌気した売りが出た。現在、セキュリティー専門会社とともに、侵入経路と影響範囲の調査を進めている。同社は21日に第三者による不正アクセスを受けたと開示していたものの、閲覧された情報が悪用された事実は確認されていないと説明していた。
株探ニュース