【↓】日経平均 大引け| 3日続落、AI・半導体株中心に売り優勢 (10月26日)
日経平均株価
始値 62449.96
高値 62902.95
安値 62094.34
大引け 62189.65(前日比 -503.51 、 -0.80% )
売買高 21億2782万株 (東証プライム概算)
売買代金 6兆6438億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日続落、500円あまりの下げ幅で後場の安値引け
2.原油市況高騰に伴うインフレ圧力などが投資家心理冷やす
3.NYダウ大幅安など嫌気、AI関連などを中心に売りがかさむ
4.日米欧の中銀決定会合や、決算本格化を前に様子見ムード
5.非AI株は高い銘柄も多く、値上がり数は全体の過半占める
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比652ドル安と4日ぶりに反落した。原油価格が上昇し、景気敏感株や消費関連株が売られた。
週明けの東京市場では、AI関連などを中心に値を下げる銘柄が目立ち、日経平均株価を押し下げた。朝方は高くなる場面もあったが買いが続かなかった。
26日の東京市場は、方向感の定まりにくい展開だった。日経平均は朝方安く始まった後に先物主導で下げ渋り、プラス圏に浮上する場面もあったが、その後に再び軟化。後場は再び下げ渋ったものの、大引けにかけて売り直される形となり、500円あまりの下げで後場の安値で取引を終えている。前週末の米国株市場ではNYダウが1%超に売られたのをはじめ、主要株価指数が揃って軟調、東京市場でもリスクオフの流れを覆すことができなかった。WTI原油先物価格の高騰に伴い、インフレ圧力の高まりや企業業績への影響が懸念されている。今週は日米欧中銀による金融政策決定会合が相次ぐほか、本格化する企業の決算発表を前に、様子見ムードが拭えない。ただ、非AI株には買われる銘柄も多く、値上がり数はプライム市場の53%を占めた。TOPIXは高く引けた。一方、売買代金は低調で6兆円台にとどまった。
個別では、売買代金トップのキオクシアホールディングス<285A>が軟調。アドバンテスト<6857>が売られたほか、レーザーテック<6920>やディスコ<6146>など半導体製造装置関連も売りに押された。ファーストリテイリング<9983>が安く、キーエンス<6861>も値を下げた。三菱重工業<7011>が下値を探り、レゾナック・ホールディングス<4004>も下落した。GMOインターネットグループ<9449>、GMOインターネット<4784>が大幅安、スタンレー電気<6923>の下げも目立つ。メルカリ<4385>も大きく水準を切り下げた。
半面、太陽誘電<6976>が逆行高、ファナック<6954>もしっかり。伊藤忠商事<8001>も値を上げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が底堅く、任天堂<7974>も堅調。三井物産<8031>も買いを集めた。KOA<6999>が大幅高で値上がり率首位、東京産業<8070>、メディパルホールディングス<7459>も値を飛ばした。東洋エンジニアリング<6330>、三井海洋開発<6269>が物色人気、INPEX<1605>も大きく上値を追った。トレンドマイクロ<4704>も高い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は豊田通商 <8015>、三菱商 <8058>、伊藤忠 <8001>、コナミG <9766>、中外薬 <4519>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約73円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、ファストリ <9983>、イビデン <4062>、TDK <6762>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約659円。
東証33業種のうち上昇は22業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)石油・石炭、(3)卸売業、(4)海運業、(5)電気・ガス。一方、下落率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)電気機器、(3)証券・商品、(4)機械、(5)金属製品。
■個別材料株
△INPEX <1605> [東証P]
中東警戒感続き前週末に原油先物相場が上昇。
△テラドローン <278A> [東証G]
グラス駐日米大使「日本をドローン生産拠点に」と提唱。
△菊池製作 <3444> [東証S]
ファナック <6954> 好決算発表でフィジカルAI関連株に資金流入。
△メディパル <7459> [東証P]
27年3月期最終利益予想の上方修正と自社株買い発表を好感。
△三井海洋 <6269> [東証P]
日独首脳会談で重要鉱物が主要議題との観測。
△KOA <6999> [東証P]
今期業績・配当予想を上方修正。
△ムラキ <7477> [東証S]
イクヨ <7273> が1株3000円のTOB実施の意向と開示。
△東京産 <8070> [東証P]
西華産 <8061> による株式保有割合上昇で思惑。
△東京海上 <8766> [東証P]
「フィジカルAI向け保険を販売開始」との報道。
△川崎汽 <9107> [東証P]
ばら積み船市況好調で今3月期最終利益を大幅上方修正。
▼GMOインタ <4784> [東証P]
提供サービスへの不正アクセスに関し見舞金と損失補償を発表。
▼野村マイクロ <6254> [東証P]
27年3月期最終利益予想を下方修正。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)KOA <6999>、(2)東京産 <8070>、(3)メディパル <7459>、(4)ソースネクス <4344>、(5)東洋エンジ <6330>、(6)三井海洋 <6269>、(7)INPEX <1605>、(8)テクマト <3762>、(9)立花エレ <8159>、(10)DIT <3916>。
値下がり率上位10傑は(1)GMO <9449>、(2)GMOインタ <4784>、(3)スタンレー <6923>、(4)GMO-GS <3788>、(5)デジアーツ <2326>、(6)GMO-PG <3769>、(7)メルカリ <4385>、(8)ローツェ <6323>、(9)アシックス <7936>、(10)日本通信 <9424>。
【大引け】
日経平均は前日比503.51円(0.80%)安の6万2189.65円。TOPIXは前日比7.17(0.18%)高の3972.98。出来高は概算で21億2782万株。東証プライムの値上がり銘柄数は818、値下がり銘柄数は686となった。東証グロース250指数は763.49ポイント(8.89ポイント高)。
[2026年10月26日]
株探ニュース