話題株ピックアップ【夕刊】(3):モノタロウ、ソーダニッカ、良品計画
■MonotaRO <3064> 2,382円 +139.5 円 (+6.2%) 本日終値
4日に決算を発表。「1-9月期(3Q累計)経常が23%増益で着地・7-9月期も20%増益」が好感された。
MonotaRO <3064> [東証P] が11月4日大引け後(15:30)に決算を発表。26年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比22.6%増の408億円に伸び、通期計画の527億円に対する進捗率は77.3%に達し、5年平均の73.0%も上回った。
■ソーダニッカ <8158> 1,351円 +79 円 (+6.2%) 本日終値
ソーダニッカ<8158>は後場上昇。きょう午後2時20分ごろ、27年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を701億円から740億円(前期比11.0%増)、営業利益を26億1000万円から34億円(同37.0%増)に引き上げた。同時に年間配当予想を中間・期末各25円の合計50円(前期実績は44円)と前回予想から6円増額しており、これらを好感した買いが集まった。9月中間期は売上高が365億7500万円(前年同期比11.1%増)、営業利益が16億8100万円(同41.6%増)で着地。AI関連を追い風に好調な半導体需要を受けた機械関連工業が堅調に推移した。加えて、下期に化学品の価格改定や包装関連機器の検収などが予定されていることも踏まえ、業績予想を修正した。同時に取得総数100万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.37%)または取得総額16億円を上限とする自社株買いを行うと開示しており、こちらも株価の支援材料となっている。取得期間は11月6日から来年5月31日までとし、東京証券取引所における市場買い付けで実施する。
■良品計画 <7453> 5,106円 +295 円 (+6.1%) 本日終値
4日に発表した「10月既存店売上高は8.9%増」が買い材料。
10月既存店売上高は前年同月比8.9%増。
■KHネオケム <4189> 3,395円 +195 円 (+6.1%) 本日終値
KHネオケム<4189>は後場大幅高。きょう午後2時ごろ、26年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表した。売上高が836億800万円(前年同期比3.4%減)、営業利益が103億9800万円(同22.3%増)だったとしており、大幅増益を好感した買いが集まった。基礎化学品で原材料高騰の価格転嫁を進めるとともに、収益改善の取り組みを進め、大幅増益を達成。電子材料は生成AI関連の需要増大を背景にデータセンター投資が拡大するなか、高純度溶剤や機能性モノマー・ポリマーが好調に推移した。同時に取得総数370万株(自己株式を除く発行済み株式総数の10.52%)または取得総額120億円を上限とする自社株買いを行うと開示。取得期間は11月6日から来年10月29日までとし、東京証券取引所における市場買い付けで実施する。また、自社株199万3000株を12月11日付で消却するとも発表しており、これらも株価の刺激材料となった。
■TOA <6809> 1,734円 +99 円 (+6.1%) 本日終値
TOA<6809>が急反発。4日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算が、売上高268億2100万円(前年同期比11.5%増)、営業利益26億8300万円(同2.1倍)、純利益18億6500万円(同2.2倍)と大幅増益で着地したことが好感された。国内事業において、鉄道施設や教育、工場市場で既存設備の更新やスマート化に対する需要を捉え、IPネットワークを活用したソリューション提案への取り組みが進んだことに加えて、海外の鉄道車両向けの売り上げが伸長したことなどが業績を牽引した。27年3月期通期業績予想は、売上高565億円(前期比2.0%増)、営業利益47億円(同0.9%増)、純利益34億円(同2.6%増)の従来見通しを据え置いている。
■クラシル <299A> 1,104円 +60 円 (+5.8%) 本日終値
クラシル<299A>が5日ぶりに大幅反発。同社は4日の取引終了後、27年3月期第2四半期(7~9月)の連結決算を発表。主要事業が堅調に推移しており、評価された。7~9月期の売上高は49億4800万円(前年同期比22.7%増)、非GAAPベースの営業利益は8億6800万円(同2.7%増)となった。メディア事業、購買事業が大幅な増収となり、広告宣伝費の積極投入を補う形で増益を確保した。メディア事業では節約アプリ「レシチャレ」関連サービスのユーザー数が増加し、PV数が堅調に推移。購買事業ではリテールパートナーが期初の7社から14社に倍増した。なお、同社は連結子会社でエンターテインメント事業を展開するALホールディングスの全株式を、Yoyogi Animation Group(東京都千代田区)に売却すると発表した。関係会社株式売却益約5億円を特別利益に計上する見込み。通期業績予想への影響については精査中とした。
■エディオン <2730> 2,500円 +118 円 (+5.0%) 本日終値
エディオン<2730>が後場上げ幅を拡大。午前11時30分ごろに27年3月期の連結業績予想について、売上高を8160億円から8323億円(前期比4.9%増)へ、営業利益を270億円から360億円(同39.6%増)へ、純利益を157億円から225億円(同45.6%増)へ上方修正し、配当予想を中間・期末各25円の年50円から中間30円・期末35円の年65円へ引き上げたことが好感された。期間を通じて平均気温が平年より高く推移したことに加えて、2027年問題による買い替え需要の顕在化も寄与し、エアコンなどの季節商品が大幅に伸長したことが牽引した。なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高4163億6700万円(前年同期比8.0%増)、営業利益238億4800万円(同73.0%増)、純利益162億5300万円(同74.1%増)だった。あわせて、上限を250万株(自己株式を除く発行済み株数の2.36%)、または50億円とする自社株買いを実施すると発表したことも好材料視された。取得期間は11月10日から11月16日までで、東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を含む、市場買い付けにより取得する。
■ファーストリテイリング <9983> 81,020円 +3,650 円 (+4.7%) 本日終値
ファーストリテイリング<9983>が一時11%を超す上昇となった。エービーシー・マート<2670>や良品計画<7453>、イオン<8267>など小売関連株の上げが目立つ。米中間選挙でトランプ大統領率いる共和党が歴史的な敗北を喫することとなった。これを受け、トランプ大統領が「レガシー」の構築に向けて中東やウクライナ紛争の和平に向けた取り組みを活発化させるとの思惑がマーケットにおいて広がり、米原油先物相場は急落。4日の米株式市場で小売・外食株への選好姿勢が強まり、東京市場においても原油安による消費押し上げ効果を期待した投資家の資金が小売関連株に流入したようだ。なお、ファストリが4日発表した10月の国内ユニクロ事業の既存店とEコマースを合わせた売上高は前年同月比5.5%減となった。
■キッセイ薬品工業 <4547> 3,870円 +115 円 (+3.1%) 本日終値
キッセイ薬品工業<4547>が大幅続伸。4日の取引終了後に27年3月期の連結業績予想について、売上高を887億円から890億円(前期比8.6%減)へ、営業利益を20億円から25億円(前期29億2700万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。顕微鏡的多発血管炎・多発血管炎性肉芽腫症治療薬タブネオスの売り上げ見通しを減額した一方、その他事業で主に情報サービス事業における受注増を見込むことが要因。また、上期にタブネオスに関する長期前払費用を特別損失に計上したことに伴う減価償却費の減少のほか、経費配分を見直したことも利益押し上げに寄与する。なお、上期における特別損失の計上により、最終利益は133億円から100億円(前期比27.4%減)へ下方修正した。なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高455億300万円(前年同期比0.7%減)、営業利益16億9400万円(前年同期68億3700万円の赤字)、最終利益51億9100万円(同33.3%減)だった。また、5日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で、上限を110万株(自己株式を除く発行済み株数の2.64%)、または41億3050万円とする自社株の買い付けを行うと発表。きょう午前10時30分に、103万2500株を38億7703万円で取得したと明らかにした。
■学研ホールディングス <9470> 1,037円 +29 円 (+2.9%) 本日終値
学研ホールディングス<9470>が3日ぶりに反発。この日、傘下の学研メディカルコンサルティングが、ファストドクター(東京都渋谷区)から医療機関向け「在宅医療支援事業」を譲り受けることを決定したと発表しており、好材料視された。学研メディカルコンサルティングは、学研グループのメディカル事業の中核を担う中間事業持ち株会社学研メディカルホールディングス(26年4月設立)の事業子会社として、26年7月に設立された企業。今回の事業譲受は、グループが中期経営計画で掲げるメディカル領域における「医療支援事業」への本格参入の初動となる取り組みであり、グループにおけるメディカル事業の展開加速が期待されている。
■シンバイオ製薬 <4582> 72円 +30 円 (+71.4%) ストップ高 本日終値
シンバイオ製薬<4582>はストップ高となる前営業日比30円高の72円に買われた。きょう午前9時30分ごろ、造血幹細胞移植後のアデノウイルス感染症を対象としたブリンシドホビル(BCV)適応症について、英国医薬品・医療製品規制庁(MHRA)との間で製造販売承認取得の承認申請を進めることで合意したと発表しており、株価の刺激材料となったようだ。包括的な臨床データがまだそろっていないものの、近い将来に提出される見込みがある新薬として、MHRAに対して今回のBCVの承認申請が可能になった。包括的な臨床データがそろう前段階であっても、現時点で確認されているベネフィットがリスクを上回ると判断される場合には、早期承認を含めた検討がされることになるという。シンバイオは現在、来年1月中に承認申請書を正式に提出するための準備を進めている。
■イメージ ワン <2667> 93円 +30 円 (+47.6%) ストップ高 本日終値
イメージ ワン<2667>は後場に上げ幅を拡大し、ストップ高となる前営業日比30円高の93円に買われた。きょう午前11時30分ごろ、ポールトゥウィンホールディングス<3657>子会社のSynXと、医療機関向けサイバーセキュリティーサービスを中心とした業務提携及び協業を検討・協議するための覚書(MOU)を締結したと発表しており、株価の刺激材料となったようだ。イメージワンはこれまでPACS(医用画像管理システム)をはじめとする医療機関向けシステムの販売・導入支援を手掛けてきた。今回の取り組みの一環として、イメージワンは自社ホームページにSynXの製品・サービスを紹介するページを公開。医療機関などからのセキュリティー対策に関する相談の受け付けを始めた。
●ストップ高銘柄
シンバイオ製薬 <4582> 72円 +30 円 (+71.4%) ストップ高 本日終値
など、3銘柄
●ストップ安銘柄
芝浦メカトロニクス <6590> 2,335円 -700 円 (-23.1%) ストップ安 本日終値
スマサポ <9342> 665円 -150 円 (-18.4%) ストップ安 本日終値
日本エム・ディ・エム <7600> 452円 -100 円 (-18.1%) ストップ安 本日終値
coly <4175> 2,272円 -500 円 (-18.0%) ストップ安 本日終値
精工技研 <6834> 4,740円 -1,000 円 (-17.4%) ストップ安 本日終値
など、11銘柄
株探ニュース