【↓】日経平均 大引け| 4日続落、AI・半導体関連が引き続き売られる (11月5日)
日経平均株価
始値 62384.73
高値 62653.98
安値 60786.19
大引け 61077.90(前日比 -1110.73 、 -1.79% )
売買高 39億5805万株 (東証プライム概算)
売買代金 11兆7850億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は4日続落、一時6万1000円割れ
2.AI関連に売り、米民主党の規制強化に懸念
3.バリュー株に買い、不動産や小売りなど強い
4.トヨタが利益上方修正、自動車株も軒並み高
5.33業種中25業種上昇、値上がり銘柄7割超
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比1569ドル高と大幅に反発した。米政治を巡る警戒が後退したことでリスク選好の買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は4日続落した。朝高後に失速し、下げ幅は一時1400円あまりに到達。前日に続き6万1000円を割り込む場面があった。
5日の東京市場は、AI・半導体関連と、それ以外のセクターで明暗が分かれた。3日の米中間選挙は野党・民主党が上下両院を制した。市場予想通りとなった安心感から前日の米国株は上昇。この流れを引き継ぎ、日経平均、TOPIXとも朝方は上昇して始まった。ただ、米民主党が掲げるAI規制強化への懸念が重荷となり、AI・半導体関連株に売りがかさみ日経平均は程なくしてマイナス圏に転落。後場に入って一段と下値を探った。一方、投資家の物色意欲は根強く、自動車や不動産、小売りといったバリュー株には資金が流入。TOPIXは終始プラス圏で推移した。選挙結果を受けて共和党・トランプ政権の対イラン政策に変化が生じるとの思惑から原油相場が下落していることも株価の支えとなった。業種別では33業種中25業種が上昇、プライム銘柄の約73%が値上がりした。
個別ではアドバンテスト<6857>や東京エレクトロン<8035>、ソフトバンクグループ<9984>、イビデン<4062>、キオクシアホールディングス<285A>、レーザーテック<6920>など半導体関連が軒並み安。TDK<6762>や村田製作所<6981>、フジクラ<5803>も水準を切り下げた。三菱重工業<7011>が軟調。INPEX<1605>が安い。日本郵船<9101>など海運株も値下がりした。芝浦メカトロニクス<6590>、オルガノ<6368>が急落した。
半面、取引時間中に通期利益見通しの上方修正を発表したトヨタ自動車<7203>をはじめ自動車セクター全般が高い。ファーストリテイリング<9983>やリクルートホールディングス<6098>、コナミグループ<9766>、テルモ<4543>、バンダイナムコホールディングス<7832>が値上がりした。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクがしっかり。三井不動産<8801>など不動産株、三菱商事<8058>など商社株が水準を切り上げた。AREホールディングス<5857>が急騰した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、コナミG <9766>、トヨタ <7203>、テルモ <4543>、バンナムHD <7832>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約599円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、SBG <9984>、イビデン <4062>、TDK <6762>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約2068円。うち1097円はアドテスト1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は25業種。上昇率の上位5業種は(1)輸送用機器、(2)不動産業、(3)ゴム製品、(4)空運業、(5)その他製品。一方、下落率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)鉱業、(3)海運業、(4)電気機器、(5)石油・石炭。
■個別材料株
△寿スピリッツ <2222> [東証P]
9月中間期営業益は23%増。
△イメージワン <2667> [東証S]
SynXと医療機関向けサイバーセキュリティーでの協業検討。
△グリムス <3150> [東証P]
上期営業利益25%増で従来予想を上回って着地。
△帝人 <3401> [東証P]
今期上方修正。
△コロプラ <3668> [東証P]
26年9月期営業益は2.3倍。
△ダイセル <4202> [東証P]
27年3月期業績予想及び配当予想の上方修正と自社株買い発表を好感。
△ネクセラ <4565> [東証P]
今期営業を157億円に修正。
△シンバイオ <4582> [東証G]
英MHRAとブリンシドホビルの承認申請を進めることで合意。
△AREHD <5857> [東証P]
通期業績・配当予想を上方修正。
△トヨタ <7203> [東証P]
27年3月期利益予想の増額修正を発表。
▼オルガノ <6368> [東証P]
4-9月期営業減益。
▼芝浦 <6590> [東証P]
9月中間期営業益は19%減。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)AREHD <5857>、(2)コロプラ <3668>、(3)帝人 <3401>、(4)トヨタ <7203>、(5)ネクセラ <4565>、(6)三菱自 <7211>、(7)グリムス <3150>、(8)ダイセル <4202>、(9)浜ゴム <5101>、(10)リソル <5261>。
値下がり率上位10傑は(1)芝浦 <6590>、(2)オルガノ <6368>、(3)日本MDM <7600>、(4)古河電 <5801>、(5)村田製 <6981>、(6)イビデン <4062>、(7)日本マイクロ <6871>、(8)エンプラス <6961>、(9)ローツェ <6323>、(10)コクサイエレ <6525>。
【大引け】
日経平均は前日比1110.73円(1.79%)安の6万1077.90円。TOPIXは前日比45.01(1.16%)高の3940.39。出来高は概算で39億5805万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1130、値下がり銘柄数は410となった。東証グロース250指数は751.46ポイント(17.81ポイント安)。
[2026年11月5日]
株探ニュース