東京株式(大引け)=3643円安、AI・半導体が急落し史上3番目の下げ幅
6日の東京株式市場では、AI・半導体関連株が総崩れとなるなか日経平均株価は大幅に5日続落し、史上3番目の下落幅となった。
大引けの日経平均株価は前日比3643円13銭安の5万7434円77銭。プライム市場の売買高概算は43億583万株。売買代金概算は12兆4808億円となった。値上がり銘柄数は21、値下がり銘柄数は1523、変わらずは7銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウは1833ドル安と大幅反落し、特にハイテク株比率が高いナスダック指数は5%安。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は12%下落した。米中間選挙での民主党の大勝により、AIやデータセンター規制が強化されるとの懸念が強まった。この米株式市場の急落を受け、東京市場もAI・半導体関連株を中心に全面安状態。日経平均株価は5月20日以来、約半年ぶりに6万円を割り込み、一時下げ幅は4300円を超え5万6700円台と4月中旬以来の水準まで値を下げる場面があった。ただ、5万7000円割れの水準では、下値に買いが流入し下げ渋ったものの、上値は重く反発は限定的。結局、日経平均株価は3643円安と史上3番目の下げ幅となった。東証プライム市場で上昇したのは全体の1%程度だった。今晩は米10月雇用統計の発表もあり、その結果も警戒された。
個別銘柄では、キオクシアホールディングス<285A>やアドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>が大幅安となり、ソフトバンクグループ<9984>が急落した。イビデン<4062>や古河電気工業<5801>、村田製作所<6981>も売られた。トヨタ自動車<7203>や任天堂<7974>、日立製作所<6501>、ファナック<6954>が下落し、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>やファーストリテイリング<9983>、三菱重工業<7011>にも売りが膨らんだ。リクルートホールディングス<6098>や三菱商事<8058>も値を下げた。
半面、太陽誘電<6976>やダイキン工業<6367>、SCREENホールディングス<7735>、日東紡績<3110>が高く、シスメックス<6869>や芝浦メカトロニクス<6590>が値を上げた。