ピーエス三菱<1871>が２月７日に発表した１８年３月期第３四半期累計（４～１２月）の連結経常利益は、５２億１２００万円（前年同期比７７．２％増）と大幅拡大し、通期計画の４６億円（前期比３３．２％増）に対する進捗率は１１３．３％とすでに超過達成しており、最終的に通期利益の上方修正が濃厚だ。

建築部門では、採算重視の受注管理の継続と、品質最優先、コスト競争力の改善に取り組んでいる。また、事業成長の推進力となるＰＣ（プレストレストコンクリート）技術を取り入れた企画・提案型の受注活動に注力し、事業規模拡大に努力している。

全体相場の下落基調のなか、同社の株価は２月１４日につけた安値７９８円を下回り下値模索が続いている。ただ、ＰＥＲは１０倍台と極めて割安水準にあり、反転上昇のタイミングが近そうだ。(朱)

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）

株探ニュース