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エスプール---1Qは2ケタ増収・大幅な増益、両事業ともに好調なスタート

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2020年4月6日 13時29分

エスプール<2471>は3日、2020年11月期第1四半期(19年12月-20年2月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比20.3%増の46.75億円、営業利益が同82.8%増の3.86億円、経常利益が同80.3%増の3.90億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同139.9%増の3.02億円となった。

ビジネスソリューション事業の売上高は前年同期比15.9%増の12.22億円、営業利益は同89.1%増の3.07億円となった。当第1四半期について、障がい者雇用支援サービスは、来年の法定雇用率引き上げに向けた準備が大企業を中心に活発化しており、農園の設備販売と管理収入が大きく増加した。また、採用支援サービスについても、応募受付数が伸びたことで売上を順調に伸ばした。損益面では、障がい者雇用支援サービスの設備販売による利益が大幅増となったほか、採用支援サービスについても、センターの稼働率向上により着実に利益を確保した。

人材ソリューション事業の売上高は前年同期比21.8%増の34.62億円、営業利益は同29.8%増の3.52億円となった。当第1四半期においては、企業の人材不足感は引き続き強く、主力のコールセンター業務において、未経験者の即戦力化に長けたグループ型派遣サービスの売上が順調に増加した。また、地域別では、集中的に支店展開をしている札幌、東京(新宿)、大阪、博多エリアが高い伸びを示した。損益面においては、売上増による利益増に加え、効率的な支店運営によって販売費及び一般管理費の増加をある程度抑制し、大幅な増益となった。

2020年11月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比17.8%増の206.36億円、営業利益が同24.7%増の20.00億円、経常利益が同22.3%増の19.88億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.0%増の12.88億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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