神戸物産は5日ぶり反発、中計目標数値の上方修正と18年10月期配当の増額修正を好感
神戸物産<3038>が5日ぶりに反発している。15日の取引終了後、17年1月に発表した20年10月期を最終年度とする中期経営計画について、目標数値を売上高2850億円から2900億円(17年10月期2515億円)、営業利益を150億円から170億円(同146億円)へ上方修正したことが好感されている。
主力の業務スーパー事業が堅調に推移していることや、神戸クック・ワールドビュッフェで積極的な出店戦略をとっていることが要因という。また、不採算事業の縮小によるコスト削減や、さらなるPB商品比率の向上、食品製造子会社の業績の改善などで継続した増益を見込んでいることも寄与する見通しだ。
同時に、従来50円を予定していた18年10月期の期末一括配当について、10円増額して60円にすると発表しており、これも好材料視されている。中期経営計画で20年10月期の配当性向を20%にすることを目指しており、段階的に配当性向を引き上げるためとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2018年01月16日 15時48分
株探ニュース