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スターティアH Research Memo(6):2Qまでの進捗を踏まえて通期見通しを上方修正。前期比増収増益の見通し

特集
2018年12月17日 15時46分

■今後の見通し

2019年3月期通期見通し

スターティアホールディングス<3393>は第2四半期決算を踏まえて2019年3月期通期の業績予想を上方修正した。新予想は、売上高12,160百万円(前期比10.0%増)、営業利益400百万円(同11.7%増)、経常利益437百万円(同16.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益270百万円(同56.0%減)となり、期初の増収減益予想から一転して増収増益予想となった。

なお、親会社株主に帰属する当期純利益については、2018年3月期は投資有価証券売却益と繰延税金資産の計上に伴う税負担減少によって膨らんだが、2019年3月期は通常に戻るため見た目上は減益となる。

売上高については2019年3月期第2四半期と同じ基調が続くとみられる。デジタルマーケティング関連事業ではCOCOARやCMS Blue Monkeyの増収が続くと期待される。特にCMS Blue MonkeyはSSL/TLS対応需要が当面高水準で推移すると考えられる。ITインフラ事業では、2019年3月期第2四半期の一過性の大口受注はなくなるものの、ストック型商材が多いことやネットワーク機器に対するセキュリティ強化の需要は継続性があると考えられることから、2019年3月期下期も安定的に推移するとみられる。

利益面では、2019年3月期第2四半期において営業利益が計画に対して248百万円上振れたが、通期ベースの営業利益は325百万円から400百万円へ75百万円の引き上げにとどまった。下期の営業利益予想としては、期初予想段階での279百万円から105百万円に、174百万円引き下げられた形となっている。

この点について同社は、中長期的な事業拡大の準備として、人員強化に伴う人件費の増加と、スターティアラボにおける研究開発費の増加の2つの理由を挙げている。このうち人材については中途採用を既に実施したもようだ。また、2019年3月期第2四半期は想定よりも広告宣伝費が抑制されたが、2019年3月期下期は通常ペースで支出されることを織り込んでいる。以上のような点を踏まえれば、現時点で同社の通期見通しが控え目に過ぎるとは言い難く、今後の推移を見守りたいと考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)

《SF》

提供:フィスコ

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