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CRI・ミドルウェア 株価材料ニュース

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CRI・MW Research Research Memo(1):中間期は計画どおり、中期成長へ順調な立ち上がり

特集
2026年6月12日 13時01分

■要約

1. ゲームやモビリティ向けに「CRIWARE」ブランドのミドルウェアなどを提供

CRI・ミドルウェア<3698>は、主に「CRIWARE(シーアールアイウェア)」及び「OPTPiX(オプトピクス)」というブランドで、ソフトウェア製品の許諾ビジネスや受託開発、音響制作を行っている。セグメントはゲーム事業とエンタープライズ事業で、ゲーム事業では、ゲーム開発をスムーズかつ効率的に行うための音声・映像関連ミドルウェアや画像最適化ソリューションの提供、声優を活用した音響制作などを行っている。エンタープライズ事業では、ゲーム事業で培った音声・映像関連の技術を生かし、ゲーム以外の業界、特に車載機器などモビリティ分野、家電など組込み分野、クラウドソリューション分野をターゲットに、音声・映像関連ミドルウェアやソリューションの提供、関連する受託開発などを行っている。独自開発のデジタル信号処理技術などに強みがある。

2. 2026年9月期中間期は計画どおりの着地、通期はモビリティの売上拡大などにより増収増益予想

2026年9月期中間期の業績は、売上高1,849百万円(前年同期比0.4%減)、営業利益301百万円(同22.3%減)と減収減益になった。前年同期のカラオケ向け一括許諾売上がなくなったことなどが要因で、実際は計画どおりの着地のようだ。2026年9月期通期の業績は、期初予想を据え置き、同社は売上高3,910百万円(前期比13.4%増)、営業利益600百万円(同8.2%増)と増収増益を見込んでいる。ミドルウェア/ツール分野、モビリティ分野を中心に引き続き売上が拡大する見込みだ。なお、音声解析リップシンクミドルウェア「CRI LipSync Alive」や動画ソリューション「CRI DietCoder Bridge」の提供開始、オーディオ関連ソフトウェア技術を提供するDSP Concepts, Inc.との開発パートナーシップ合意など、中期成長へ向けた技術・施策も揃ってきた。

3. 中期経営計画は順調に立ち上がった。コア事業3本柱を育成して成長をねらう

同社は、従来の各事業における成長戦略に、事業面以外の戦略や方針などを追加した「CRIグループ中期経営計画(2026-2030)」を推進している。中期的にモビリティ、ゲーム、オンラインコミュニケーションの3本柱をコアとする事業構造へ変革し、モビリティ事業では、音声製品「CRI ADXAT」やグラフィック製品「CRI Glassco」の拡大を目指す。ゲーム事業では、国内で「CRIWARE」ブランドの市場浸透、中国ではアカウント営業体制の強化、欧米では再拡大を図る。オンラインコミュニケーション事業では、「CRI TeleXus」とクラウドソリューションを2軸に市場を開拓する考えである。これにより、2030年9月期までに売上高100億円、営業利益20億円(営業利益率20%)などを目指すが、2026年9月期は順調な立ち上がりとなったようだ。

■Key Points

・ゲームやモビリティなどの分野で許諾ビジネスを展開。デジタル信号処理技術に強み

・2026年9月期中間期は計画どおり着地。下期はモビリティなどがけん引して通期で増収増益へ

・中期経営計画で3本柱を育成、2030年9月期に売上高100億円、営業利益20億円を目指す

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

《HN》

提供:フィスコ

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