テラスカイは全体暴落相場に抗して上値追い継続、昨年来高値近辺で売り物こなす
テラスカイ<3915>が上値追い継続。全体暴落相場のなか、朝方はウリ気配スタートとなったが、その後は押し目買いが優勢となりプラス圏に切り返す頑強ぶりをみせている。一時125円高の3565円まで浮上し、昨年来高値圏で売り物こなしている。米セールスフォース・ドットコムのシステムを主軸にクラウド導入ビジネスを展開し、アマゾンのAWS案件でも実績が高い。子会社Quemix(キューミックス)を設立してIBMとの協業で量子コンピューター分野を積極的に開拓中。また、同社が手掛けるソーシャルウェア「mitoco(ミトコ)」も注目されている。堅牢なセキュリティーに加えて、IoTの技術により人だけでなく、会議室の利用状況をリアルタイムに把握するといったモノやコトにもコミュニケーションの範囲を拡張できる高機能が強みで、テレワーク関連の切り口でも人気素地を開花させた。
株探ニュース