ニイタカ<4465>は３月３０日に上場来高値３２６０円をつけたあと一服商状となっているが、ここは押し目買い好機と捉えたい。

足もと業績は好調で、３月２７日に発表した２０年５月期第３四半期累計（１９年６月～２０年２月）の連結経常利益は１３億６００万円（前年同期比５５．８％増）で着地。フード業界向けに食器洗浄機用洗浄剤や油汚れ用洗浄剤などの販売が好調だったほか、新型コロナウイルスの感染拡大で除菌・消毒用アルコール製剤の特需が発生したことが寄与し、通期計画の１２億３０００万円を上回った。また、コスト削減施策が順調に進んでいることもあり、通期業績の上振れ期待が高まっている。

株価は調整局面となっているが、２４００円近辺に位置する７５日移動平均線がサポートラインとして意識されそう。２５日・７５日線ともに上昇基調は崩れておらず、再度の上値トライが見込めそうだ。（参）

出所：MINKABU PRESS

株探ニュース