JVCケンウはカイ気配で水準切り上げ、今期純利益2.6倍に上方修正
JVCケンウッド<6632>はカイ気配スタートで水準を切り上げている。10月31日の取引終了後に23年3月期業績予想の上方修正を発表。売上収益を3000億円から3300億円(前期比17.0%増)へ、純利益を40億円から152億円(同2.6倍)へ引き上げており、これを好感した買いが向かっている。
新製品の受注獲得が進んでいることや世界的な危機管理への機運の高まりによる需要拡大などを背景に、パブリックサービス分野の無線システム事業が好調に推移していることが業績を押し上げる。固定資産譲渡益の計上も寄与する見込み。同時に発表した4~9月期決算は、売上収益が1581億800万円(前年同期比27.1%増)、純利益が36億7700万円(前年同期2億5600万円の赤字)だった。
株探ニュース