富士通が大幅高でリーマン前の高値更新、営業利益は従来計画に300億円上乗せ
富士通<6702>が大幅高で9500円台に買われ年初来高値を更新した。時価はリーマン・ショック以前の2007年1月以来約12年10カ月ぶりの高値圏に浮上した。同社は29日取引終了後、20年3月期の業績予想を上方修正、営業利益は従来予想の1300億円から1600億円(前期比23%増)に大幅増額、これがポジティブサプライズとなった。企業のIT投資需要が旺盛となるなかシステム開発事業が好調で全体業績を牽引している。パソコンの買い替え特需なども収益押し上げ要因となった。売買代金も膨らみ東証1部の上位10傑に入っている。
株探ニュース