JDI急反落、大規模リストラ発表も先行き不透明感
ジャパンディスプレイ<6740>は急反落。株価は、一時14.9%安の57円まで売られた。同社は12日引け後には業績不振に伴う大規模なリストラ策を公表したが、経営再建に対する先行き不透明感から売りを誘発する格好となった。
今回のリストラ策は、今後の需要が大幅回復の見込みが立たないモバイル事業の縮小に伴い、白山工場(石川県白山市)の一時稼働停止及び茂原工場(千葉県茂原市)の後工程ラインの閉鎖、それに併せて人員削減、役員報酬及び社員給与等の削減、並びに執行体制の刷新の内容が盛り込まれている。人員削減では国内で1200人の希望退職者を募集する。なお、白山工場は9月末に再稼働について判断するとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース