アルプスアルはカイ気配で水準切り上げ、今期純利益74%増に上方修正
アルプスアルパイン<6770>はカイ気配スタートで水準を切り上げている。前週末28日の取引終了後に23年3月期業績予想の上方修正を発表。売上高を8350億円から9050億円(前期比12.7%増)へ、純利益を330億円から400億円(同74.2%増)へ引き上げており、これを好感した買いが入っているようだ。
自動車向けでのモジュール・システム製品の販売増をはじめ、円安に伴う為替差益の発生などが業績を押し上げる。第3四半期以降の想定為替レートは、1ドル=135円、1ユーロ=135円としている。同時に発表した上期(4~9月)決算は、売上高が4542億8600万円(前年同期比23.6%増)、純利益が174億3600万円(同8倍)だった。
株探ニュース