京写が大幅反落、23年3月期最終損益を一転赤字に下方修正し配当予想を減額
京写<6837>が大幅反落している。前週末17日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、営業利益を7億円から6億2000万円(前期比29.7%増)へ、最終損益を3億6000万円の黒字から5億4000万円の赤字(前期2億8900万円の黒字)へ下方修正し、あわせて期末一括配当予想を6円から3円へ引き下げたことが嫌気されている。
売上高は海外での販売増や円安の為替の影響から230億円から240億円(同12.5%増)へ上方修正したものの、国内の自動車の生産調整の影響や主材料などの価格高騰、電力料など製造経費の増加などが響く。また、香港子会社の取引先の債務について、取り立て不能または取り立て遅延の恐れが生じ、それに伴い特別損失を計上することも赤字転落につながるとしている。
株探ニュース