東エレクなど半導体製造装置関連が頑強、米半導体セクターの上昇基調に追随
アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連株が頑強。前日発表されたADP全米雇用リポートが大方の事前コンセンサスを下回り統計開始以来最大の落ち込み幅となったことで、米経済の深刻な悪化が改めて認識され、東京市場でも輸出セクターに吹く逆風は強い。もっとも、前日の米国株市場ではNYダウが反落したものの、インテルやエヌビディアが堅調だったほか、半導体製造装置世界最大手のアプライドマテリアルズは3.4%高に買われるなど半導体セクターは強い動きを示していた。東京市場でもマスクブランクス検査装置トップのレーザーテック<6920>などは上値指向の強さを浮き彫りとしており、相対的に半導体関連銘柄への物色ニーズは強いことがうかがわれる。
株探ニュース