JSPは大幅続伸、ビーズ事業の高機能材製品の販売増加で今期は一転営業増益の見通し
JSP<7942>は大幅続伸している。前週末7月31日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を前回予想の1640億円から1680億円(前期比15.5%増)、営業利益予想を70億円から100億円(同28.8%増)に引き上げた。各利益は減益予想から一転して増益を見込んでおり、これを好感した買いが集まっている。
ビーズ事業は発泡ポリプロピレン「ARPRO」をはじめとする高機能材製品の販売が欧州や中国を中心に増加する。欧州は中東情勢に伴うガソリン価格高騰や補助金政策を背景にEV需要が拡大、中国はバッテリー関連向け包装材の需要が堅調に推移している。押出事業は建築・住宅分野向け断熱材が物価上昇の影響などから第2四半期(7~9月)以降需要が減少する見込み。同事業の売上高については前回予想を下回るとみられるものの、利益は製品価格改定の進展により当初の想定を上回る。
なお、4~6月期は売上高が409億5200万円(前年同期比19.1%増)、営業利益が35億4100万円(同2.8倍)だった。
株探ニュース