スクロールが大幅反発、上限150万株の自社株買いと27年3月期最終利益予想の上方修正を好感
スクロール<8005>が大幅高で3日ぶりに反発し年初来高値を更新している。7月31日の取引終了後に、上限を150万株(自己株式を除く発行済み株数の4.41%)、または20億円とし、取得期間を8月4日から9月30日までとする自社株買いと、27年3月期の連結純利益予想を43億円から47億円(前期比69.7%増)に引き上げる上方修正を発表したことが好感されている。上方修正は政策保有株式の一部を売却したことに伴うもので、この売却益が自社株買いの一部に用いられる。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高223億4400万円(前年同期比3.0%増)、営業利益16億5400万円(同2.1%減)、純利益16億4500万円(同33.7%増)だった。ソリューション事業の物流代行で前期に好調だった新規顧客の立ち上げが売り上げ増に寄与したほか、前年同期に業績の下押し要因となっていた決済代行の債権回収に係る引当金の計上負担が解消したことで収益性が改善した。
なお、27年3月期通期業績予想の売上高は900億円(前期比1.6%増)、営業利益は61億円(同6.5%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース