レノバは大幅高で最高値街道走る、バイデン次期米大統領確定で環境政策の恩恵意識
レノバ<9519>の上げ足が鮮烈。きょうで5日続伸となるが、一時8.3%高の3385円まで買われる人気となった。12月に入ってから下落した日はわずか2営業日で最高値街道を走っている。再生可能エネルギーの発電および開発・運営を手掛ける。米国では14日の選挙人投票でバイデン氏が過半数を上回る票を獲得し、来年1月20日に次期米大統領に就任することが確実となった。バイデン氏は再生可能エネなどの環境インフラに巨額投資を行うことを政策として掲げており、世界的な「脱炭素」への取り組みが一段と加速するとの思惑が、同社株に追い風となっている。国内でも菅政権は2兆円規模のグリーン基金を経済対策に盛り込む方針で、同社株など太陽光発電や風力発電などを手掛ける銘柄群の一角にマーケットの視線が改めて向いている。
株探ニュース