「テレワーク」が17位にランク、東京五輪を視野に成長期突入へ<注目テーマ>

特集
2019年12月20日 12時22分

★人気テーマ・ベスト10

1 5G 

2 全固体電池 

3 国土強靱化 

4 衝突回避システム 

5 半導体

6 教育ICT 

7 半導体製造装置 

8 人工知能 

9 リチウムイオン電池 

10 TOPIXコア30

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「テレワーク」が17位となっている。

年の瀬も押し詰まるなか、株式市場では来年のイベントへの関心が高まっている。とりわけ、最大のビッグイベントとなるのは東京オリンピック・パラリンピックだが、同大会に向けた都心の渋滞緩和対策の一つとして在宅勤務、つまりテレワークが一段と注目されそうだ。日本がかつてない人手不足に直面するなか、女性・高齢者・身体障害者などの労働参加や副業の拡大が経済成長戦略の切り札とされていることもあり、官民挙げてテレワークの普及推進に本腰を入れている。株式市場でも中長期的に保有して安心感のある内需関連株への関心が高まっており、そのなか成長シナリオの描きやすい同関連銘柄にスポットライトが当たっている。 

テレワークに利用されることの多いカフェやサテライトオフィスといった空間は、セキュリティーの面で課題がある。そこでブイキューブ<3681>は隙間時間に周囲を気にせず資料作成や電話に集中できる「テレキューブ」を手掛けている。また、セキュリティー対策ソフトやシステム構築を手掛けるソリトンシステムズ<3040>、リモートサポートによる情報端末管理ソフトをクラウドで提供するオプティム<3694>などに商機が広がる。 

テレワーク普及に向け企業のノートパソコンの買い替え需要が進んでいることからパソコン関連銘柄のNEC<6701>、それにマウスなどの周辺機器を手掛けるエレコム<6750>などが恩恵を受けそうだ。更に、テレワークの普及とともに副業の広がりが予想されるだけに、16日に上場したクラウドソーシング業界最大手のランサーズ<4484>や、同じく17日に新規公開したスモールビジネス向けクラウドERP(統合基幹業務システム)サービスを展開するフリー<4478>にも注目したい。

出所:MINKABU PRESS

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