「ブロックチェーン」が今年に入りランク上昇、技術を応用した話題相次ぐ<注目テーマ>

特集
2018年1月10日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1 全固体電池

2 人工知能

3 仮想通貨

4 電気自動車関連

5 半導体製造装置

6 量子コンピューター

7 ロボット

8 リチウムイオン電池

9 半導体

10 IoT

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ブロックチェーン」が11位となっている。

今年に入り、再び関心が高まっているテーマの一つ。きっかけは、読売新聞が4日付で、「『ブロックチェーン』技術を使い、銀行間の送金手数料を大幅に安くできるサービスが今年3月にも一部の銀行間で始まる見通しとなった」と報じたことや、スイスのスタートアップ企業シリン・ラブズが、実現すれば世界初というブロックチェーン搭載スマホの開発に向けて、仮想通貨技術を使った資金調達(ICO=イニシャル・コイン・オファリング)で1億5780万ドルを調達したと発表したこともこれに拍車をかけた。

仮想通貨のビットコインに連動して注目されがちなブロックチェーンだが、もともとは取引などの記録をコンピューターのネットワーク上で管理する技術の一つで、「分散型台帳技術」ともいわれる。インターネット上の複数のコンピューターで多数の参加者が取引記録を共有し、互いに監視しながら正しい情報を鎖(チェーン)のようにつないで蓄積する仕組みで、セキュリティー性の高さなどが注目されている。

最近ではビットコイン相場と関係なく物色されるケースが増えており、この日はインフォテリア<3853>が7連騰となっているほか、ULSグループ<3798>、アイビーシー<3920>などが堅調な推移となっている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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