後場の日経平均は100円高でスタート、TDKや太陽誘電が牽引/後場の寄り付き概況

市況
2018年6月15日 13時12分

日経平均 : 22839.55 (+100.94)

TOPIX  : 1789.41 (+5.52)

[後場寄り付き概況]

後場の日経平均は前引け値水準を若干上回る22839.55円で始まった。ランチタイムの225先物は現物前引け値水準を上回るレンジの22800円処から22780円処の間でやや弱含みとなる展開だった。昼のバスケットは30億円の売り越しとの観測。本日のドル円相場は110円50銭処から110円70銭処でもみ合う展開が続く。14日も米経済指標の改善基調は確認されたが、米国経済の成長ペースの加速に確信を持てるような段階にはまだ至っておらず、ドル高円安基調も明確化していない。このため、本日の日本株市場で投資家は上値を追うような強気の買い姿勢に転じることができずにいるとみられ、朝高で始まった相場はもみ合う動きに止まっている。貿易摩擦の問題が足下の懸念材料として再び指摘されている。しかし、米国経済が3%台の高めの巡航速度で持続的な成長軌道に乗れば、トランプ米政権に余裕が生まれ、柔軟な姿勢に転じることが可能になるため、貿易摩擦を巡る交渉はより円滑に進みやすくなるはずだ。インフレを抑制するため、輸入を拡大することが、米国にとって必要になるという事情もある。

後場の寄付状況をみると、セクターでは石油、医薬品、鉱業が堅調な一方、ゴム製品、金属製品、機械が軟調な動きにある。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、太陽誘電<6976>が牽引役の一方、東エレク<8035>、信越化学<4063>、アドバンテスト<6857>が重石となっている。売買代金上位の銘柄では任天堂<7974>、村田製作所<6981>が高い。

《HH》

提供:フィスコ

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