「組み込みソフト」が9位に急浮上、IoT社会到来進展で注目度上昇<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「組み込みソフト」が9位に急浮上してきた。
組み込みソフトとは、自動車や電化製品などさまざまな機器に搭載され、特定の機能を実現するための専用ソフトのこと。IoT社会の到来により、組み込みソフトは他のさまざまなモノと情報をやり取りしながら、状況に応じておのおのの機能を発現する処理能力が要求され、同時に1台当たりの搭載数も増加するとみられていることから市場の拡大が予想されており、その世界市場は2030年には14年比75%増に拡大すると予想されているという。
特に注目されるのが自動車分野で、近年実用化された衝突被害軽減ブレーキや車線維持システム、車間距離制御システム、駐車支援システムなどでは組み込みソフトの高度化が求められており、高品質のソフトを開発する能力に優れている日本企業に有利とされる。システナ<2317>、セック<3741>、富士ソフト<9749>、デンソー<6902>、ソーバル<2186>、日本プロセス<9651>、エクスモーション<4394>、Ubicomホールディングス<3937>などのビジネスチャンス拡大が期待されているが、この日は好決算を発表したセックやUbicomHDが上昇。ソーバルも高い。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)