「円高メリット」が14位にランキング、紙パや食品株などに恩恵も<注目テーマ>

特集
2019年3月25日 12時20分

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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「円高メリット」が14位にランキングされている。

25日の東京為替市場でドルは一時、1ドル=109円70銭前後へ急激な円高が進行。米欧経済指標の悪化から、世界景気の減速懸念が高まっており、リスク回避のドル売り・円買いが膨らんでいる。

こうしたなか、株式市場では円高メリット株が注目されている。紙パルプ株や食品株は、円高により輸入する原材料価格が低下することが評価されている。電力株なども、輸入原油価格が低下することによる業績改善が見込める。同じく航空機やトラックなどに使う燃料価格の低下により空運や陸運株にも恩恵が期待できる。更に円の価値が上昇し、海外での購買力が向上することから海外旅行関連株にも追い風となる。

王子ホールディングス<3861>や日本製紙<3863>、ニチレイ<2871>や日本製粉<2001>、東京電力ホールディングス<9501>や関西電力<9503>、JAL<9201>や日本通運<9062>、それにエイチ・アイ・エス<9603>などに注目したい。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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