ハピネット---19年3月期は売上高が21.7%増、映像音楽事業が拡大

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2019年5月14日 14時14分

ハピネット<7552>は13日、2019年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比21.7%増の2,403.98億円、営業利益が同5.5%減の45.40億円、経常利益が同6.8%減の43.83億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同32.2%減の27.35億円となった。

玩具事業の売上高は前期比7.8%増の770.04億円、セグメント利益は同18.1%減の20.21億円となった。バンダイの女児玩具及びハイターゲット向け商材が好調に推移したことや、ホビー商材の取扱いが拡大した。利益面では、オリジナル玩具を中心に在庫の評価損失を計上し、減益となった。

映像音楽事業の売上高は前期比92.5%増の817.62億円、セグメント利益は同24.3%増の10.96億円となった。星光堂の卸売事業を承継し、中間流通シェアを拡大したことに加え、ヒット商品にも恵まれた。利益面では、子会社において物流面、営業面での業務改善を行った。

ビデオゲーム事業の売上高は前期比2.3%減の616.48億円、セグメント利益は同12.0%減の10.38億円となった。Nintendo Switchのハード及び関連ソフトや、独占流通のPS4関連ソフトが好調に推移したものの、携帯型ゲーム機のハード及びソフトの落ち込みをカバーするに至らなかった。

アミューズメント事業の売上高は前期比3.1%減の199.83億円、セグメント利益は同2.7%増の17.24億円となった。カプセル玩具は新規ロケーションの開拓などにより好調に推移したものの、カードゲーム商材が低調に推移した。利益面では、オペレーションの効率化により増益となった。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.2%減の2,400.00億円、営業利益が同10.1%増の50.00億円、経常利益が同9.5%増の48.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.4%増の28.00億円を見込んでいる。

《MH》

提供:フィスコ

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