【今週読まれた記事】売り優勢の裏側で“材料株旋風”ジャスダック11週続伸

特集
2019年12月21日 6時30分

株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は12月14日から20日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

今週の日経平均株価は前週末比206円安の2万3816円。利益確定売りが優勢となるも、下値では押し目買いが活発で、海外投資家の年末休暇入りで市場参加者が減っていることもあって下げ幅は限られたものとなりました。「差し当たって15日の関税引き上げが実施されるなどのネガティブサプライズは回避されたことで、全体相場は下値を売り込む理由も見当たらない」と語るのは<相場観特集>で見通しを伺った第一生命経済研究所 主任エコノミストの桂畑誠治氏。材料に乏しい上、来週は更に市場参加者が減ることが想定され、2018年10月高値を抜く挑戦は年明け以降に持ち越されそうな雰囲気です。

それとも、このまま先週の高値が“二番天井”となってしまうのでしょうか。人気相場コラム「【植木靖男の相場展望】 ─ 本格反騰か中間反騰か」の植木氏は、「相場の常識からすれば今後は当面、上昇が続くと予想されるが、あまりの長大陽線を引いただけに先行きの判断はかえって難しくなっている」と指摘しています。その上で、昨年10月高値を上抜く“本格反騰”と、上抜けない“中間反騰”の2パターンそれぞれにおいて物色の柱となる分野を挙げ、多くのアクセスを獲得しました。相場コラムは今週も大人気で、すべての記事がアクセスランキングの上位に入っています。また、598円高の急騰を記録した先週末に緊急配信した「【緊急特集】日経平均2万4000円回復、高まる掉尾の一振相場への期待」も多くの方に読まれました。

【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 市場が渇望した米中合意、最大の支援材料舞い降りる!

【杉村富生の短期相場観測】 ─ 外部環境の好転に加え、需給・人気の改善!

植草一秀の「金融変動水先案内」 ―大きな潮流が始動し始めたのか

富田隆弥の【CHART CLUB】 「三角保ち合い上放れが焦点、手仕舞い売りも出やすい年末」

桂畑誠治氏【強気継続?「日経平均急騰の宴」とその後】(1) <相場観特集>

大谷正之氏【強気継続?「日経平均急騰の宴」とその後】(2) <相場観特集>

主力大型株中心の日経平均に気を取られて見逃してはいけないのが中小型材料株の動きです。全体相場が売り優勢となった裏で急騰劇を演じる銘柄が多数存在しており、特に日経ジャスダック平均は11週続伸と異彩を放つ躍進ぶり。「再びの材料株旋風、ジャスダックで覚醒する『最強精鋭ストック7選』 <株探トップ特集>」は、ジャスダック銘柄の特徴を「マザーズ市場と比較して製造業系の収益基盤の強固な銘柄が多く、中長期保有でも安心感のある銘柄が数多く存在していること」と指摘し、「“株を枕に越年”しても大きく育つ可能性を内包する有望7銘柄」を選出して今週のランキングトップに輝きました。

続いて2位には「高成長ロード突入、年末年始『躍進期待の中小型6銘柄』をロックオン <株探トップ特集>」がランクイン。「直近四半期の業績が急激に伸び、高成長に向けて動き始めた可能性が大きいとみられる中小型株」6銘柄にスポットを当て、多くのアクセスを獲得しました。

ジャスダック急騰銘柄の代表選手といえばワークマン <7564> [JQ]。ここ数年で株価を5倍化させた大化け銘柄です。同社を定性面・定量面から分析し、次のワークマン候補を取り上げた“株探プレミアム”専用コンテンツ、大川智宏氏の「日本株・数字で徹底診断!」の第30回「『次のワークマンの種』を探せ!」は先週配信の記事にもかかわらず大人気となり、2週連続で上位ランクインとなりました。

今週はIPO(新規上場)が12社にのぼり、公開価格を大幅に上回る銘柄が続出しています。19日配信の株探プレミアム専用記事「IPO投資のツボ-第1回~すご腕投資家・JACKさんに聞きました(上)」は、IPO投資で資産を2億円に拡大させた、すご腕“JACK”さんにIPOの極意を伺ったプレミアム・リポートです。IPOは「上場前の公募を獲得できるか」が最初の勝負。数百倍ともいわれる倍率を勝ち抜くためのノウハウが満載です。プレミアム非会員の方も1ページ目が無料でご覧になれますので、まだの方はぜひご覧ください。

株探プレミアムは“専用コラム”のほかにも、最大25期の通期業績、銘柄分析に役立つ“成長性”“収益性”タブ、最大22期のキャッシュフロー、業績予想の修正履歴など、多くのコンテンツがご利用いただけます。どれも銘柄選択に役立つ便利な機能ばかりです。ご加入をお待ちしております。

スクリーニング系の記事は今週も人気です。「東証1部銘柄を対象に、19年7-9月期に四半期ベースの過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む、いわゆる利益が“青天井”状況になっている銘柄」を抽出した「利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】 <成長株特集>」は、〔第1弾〕〔第2弾〕〔第3弾〕すべてが上位ランキング入り。今月受け取れる配当利回りが高い銘柄をリストアップした「12月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>」も注目を集めました。そのほか「5万円以下で買える」も定番人気となっています。

利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第1弾 27社選出 <成長株特集>

利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第2弾 31社選出 <成長株特集>

利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第3弾 25社選出 <成長株特集>

5万円以下で買える、増収増益&低PER「お宝候補」14社【東証1部】編 <割安株特集>

5万円以下で買える、増収増益&低PER「お宝候補」13社【2部・新興】編 <割安株特集>

【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 12月18日版

“国土強靭化”の経済対策によって物色人気化した建設セクターと同様、政策による後押しが期待されている分野は他にもあります。「『教育ICT』新成長ステージへ、経済対策始動で要注目の6銘柄 <株探トップ特集>」は、「小中学生に1人1台のパソコンが割り当てられるよう環境を整える」ことが政府によって表明されたことで恩恵を受ける“教育ICT”関連の企業を特集。「パソコンとオフィスの融合、『テレワーク革命』で生まれる大化け株候補 <株探トップ特集>」は、東京オリンピックを間近に控え政府主導で普及に本腰が入る“テレワーク”関連の銘柄をピックアップして多くの方に読まれました。

そのほか、投資テーマ関連では以下の記事もランキング入りしています。銘柄選択の参考にご覧ください。

脱炭素化のカギ握る「カーボンリサイクル関連」、“パリ協定”始動で株高点火! <株探トップ特集>

「5G」が1位にランク、ローカル5Gの申請受付が24日からスタート<注目テーマ>

「半導体」が4位、米中対立緩和で半導体市況底入れ期待高まる<注目テーマ>

日々多くの材料が発表されるなか、大事な材料を見逃さない定番人気記事「明日の好悪材料」「本日の【サプライズ決算】」。今週もすべての記事が上位ランキング入りしています。

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月13日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月16日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月17日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月18日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月19日発表分)

★本日の【サプライズ決算】速報 (12月13日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (12月16日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (12月17日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (12月19日)

※18日は「該当銘柄なし」

その日一日の株式市場を総括し、翌日の戦略を指南する「明日の株式相場戦略」もすべての記事がランクインしました。一日の流れを整理するのに大変有効です。ぜひご活用ください。

明日の株式相場戦略=“米中クリスマス休戦”で浮上する株

明日の株式相場戦略=アベノミクス高値の更新カウントダウン

明日の株式相場戦略=全般上昇一服も買い戻しニーズ強い

明日の株式相場戦略=“マクアケ効果”で直近IPOに攻勢

来週の株式相場戦略=IPO中心の年末相場に

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決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
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