ニトリHDはマドを開けて急反発、21年2月期業績も最高益更新の見込み
ニトリホールディングス<9843>はマドを開けて急反発。6日の取引終了後、21年2月期の連結業績予想を発表し、売上高6532億円(前期比1.7%増)、営業利益1122億円(同4.4%増)、純利益757億円(同6.0%増)と売上高、営業利益ともに過去最高を更新する見通しとなったことが買い材料視されているようだ。
今期は、同社独自のビジネスモデルである「製造物流IT小売業」の強みを進化させ、国内ではコーディネート提案やO2Oの推進、海外ではEC事業の拡大やそれぞれの市場特性に応じた取り組みを進めるとしている。更に持続可能な成長に向け、商品開発や品質管理態勢の強化、また物流や組織、システムなどの改革を実行していくとしている。
なお、20年2月期の連結業績は売上高6422億7300万円(前の期比5.6%増)、営業利益1074億7800万円(同6.6%増)、純利益713億9500万円(同4.7%増)だった。