<注目銘柄>=第一カッタ、社会インフラ老朽化で切断・穿孔工事機会増

材料
2020年4月8日 10時00分

第一カッター興業<1716>は2000円台を目指す動きが期待できそうだ。

同社は工業用ダイヤモンドを使用した舗装道路切断や構造物解体などを得意とする建築土木会社。ほかに超高圧水を用いたウォータージェット工法も手掛けている。高度経済成長期に整備された社会インフラの老朽化を背景に、足もとで維持・補修工事が増加傾向にあり、同社の切断・穿孔工事の機会が増加している点に注目したい。

2月14日に発表した12月中間期連結決算は、営業利益12億6600万円(前年同期比32.1%増)だった。高速道路・鉄道関連工事の受注増などにより、切断・穿孔工事が好調に推移した。20年6月期通期業績予想で営業利益17億3000万円(前期比1.7%減)を見込むが、上期実績の通期計画に対する進捗率が73%と高いほか、第3四半期の業績に対する貢献度が高いこと、3月31日にプラント内配管などの内外面洗浄工事を得意とするユニペック(神戸市東灘区)を子会社化すると発表したことなどを考慮すると上振れの公算が大きい。通期営業利益20億円を見込む調査機関があり、来期も10%程度の増益が期待されている。(仁)

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.