「総合商社」が6位にランクイン、バフェット氏の“大人買い”で関心集める<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「総合商社」が6位にランクインしている。
8月31日朝、世界有数の投資家であるウォーレン・バフェット氏が会長を務めるバークシャー・ハザウェイ社傘下のナショナル・インデムニティーが提出した大量保有報告書で、伊藤忠商事<8001>、丸紅<8002>、三井物産<8031>、住友商事<8053>、三菱商事<8058>の総合商社各社の株式を5%以上保有していることが判明した。保有割合は伊藤忠5.02%、丸紅5.06%、三井物5.03%、住友商5.04%、三菱商5.04%。これを受けて、5社の株価はいずれも急上昇し、9月3日まで上昇基調を継続した。
バフェット氏の投資は、競争優位性を持つ企業を割安価格で取得し、長期保有でリターンを得るケースが多い。前述5社の株価の多くはPBR1倍を下回っていることもあり、これも買いを呼び込んだ格好だ。
また、バークシャー社が8月31日に発表したニュースリリースでは、「持ち株を最大で9.9%まで増やす可能性がある」としているほか、「世界中に多くの合弁事業を展開しており、パートナーシップを拡大する可能性が高い。将来的には相互にメリットがあればいい」と協業への期待もにじませており、今後の展開への関心も高まっている。この日は、全般相場の下落もあって各社とも株価は冴えないが、引き続き注目が必要だろう。