【今週読まれた記事】GAFAMに続け! クラウドが秘める“大化け銘柄”の可能性

特集
2020年9月12日 6時30分

株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は9月5日から11日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

9月に入って米国株市場が怪しい雲行きです。3日に807ドル安と急落した後、8日に632ドル安、9日の439ドル高を挟んで10日は405ドル安と不安定な値動きとなっています。「市場ではいつものことながら過熱感という曖昧な表現を使うが、3日に急に過熱したわけでなく、こうした表現で片付けてしまうのは危険であろう」と警鐘を鳴らすのは、人気相場コラム「【植木靖男の相場展望】 ─ 天気晴朗なれども波高し」の植木氏。また、「先行指標の原油価格に警戒シグナル、再来するか9月アノマリー<東条麻衣子の株式注意情報>」の東条氏は、「株式市場の先行指標として注視」している原油価格がセオリーに反する下げを見せたことで「9月はWTI原油価格の調整が株式市場へ影響する可能性について警戒しておいた方がよい」と指摘しています。

一方で、日経平均株価は一時2万3000円を割ったものの下値では買いが厚く、頑強な値動きで前週末比201円高の2万3406円で今週の取引を終えました。「9月相場はボラティリティが高まりそうだが、基本的にはボックス相場が継続する」と予想するのは、<相場観特集>で見通しを伺った経済ジャーナリストの雨宮京子氏。ハイテク株の上値が重くなるものの、「鉄鋼株などバリュー株の一角が相対的に有利」とみています。この記事は多くの方に読まれアクセスランキングの上位にランクインしました。

そのほか、過去のバブル崩壊時と現在の米国市場を比較して「急落は一時的と見るのが自然」と指摘した「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 新政権関連を中心に急落株の出直りに期待!」など、相場コラムは今週もすべて上位ランキング入りとなっています。相場に変化の予兆がある時は、ぜひ多くの識者の意見を参考になさってください。

【杉村富生の短期相場観測】 ─「低金利、低物価、低成長が継続する!」

富田隆弥の【CHART CLUB】 「安値期日・彼岸の9月、冷静に調整を待つ秋相場」

田部井美彦氏【米株波乱で変調か、東京市場の先行きと個別戦略】(1) <相場観特集>

雨宮京子氏【米株波乱で変調か、東京市場の先行きと個別戦略】(2) <相場観特集>

米国株高の主役となっている「GAFAM」。グーグルやアマゾンなど、ITの頂点に立つ彼らがこぞって注力しているのが“クラウドサービス”です。ネット上にデータやアプリケーションを置くことで、低コストで場所も環境も問わず高品質な業務を行えるのが強みで、テレワークやデジタルトランスフォーメーション(DX)の流れにも合致します。システムのクラウド化はもはや時代の潮流といえるでしょう。今週のランキングトップを獲得した「DX時代の大化け候補、蒼穹を駆ける『クラウド関連』精選株リスト <株探トップ特集>」は、定番のグループウエアから企業間電子商取引におけるプラットフォームまで、今後ますます業容を拡大することが期待できる有力サービスを持つ5銘柄を厳選して紹介。この記事は2位以下を大きく引き離してのダントツ首位となりました。

投資テーマ関連の記事では、環境面から欧米中心に見直し機運の高まっている“水素・燃料電池関連”の銘柄を追った「『水素関連株』に新たな夜明け、欧米で再評価機運が本格化 <株探トップ特集>」が人気となりトップ20入りしたほか、以下の記事もよく読まれています。

「ドローン時代」着々 非接触ニーズ追い風に市場拡大 <株探トップ特集>

人気沸騰のIPO市場、テンバガー出現で物色機運高まる <株探トップ特集>

近づく“イベント復活の日”、人数制限前倒し緩和で募る期待 <株探トップ特集>

「クラウドコンピューティング」が10位、デジタル行政加速で関連銘柄に再脚光<注目テーマ>

「不妊治療」が7位、菅氏「不妊治療に保険適用」と伝わる<注目テーマ>

「5G」が8位にランク、対応iPhoneの発表観測高まる<注目テーマ>

新型コロナウイルスの影響による経済へのダメージがいかほどのものか、直近の決算発表やGDPの発表によって明らかになってきました。“戦後最悪”とも言われる経済の冷え込みのなか、各企業も配当を減配・無配とするなど株主還元を抑制する動きが顕著です。しかし、この厳しい環境に負けない企業も存在します。「鉄壁の高配当、“1Q増益+10年減配なし+利回り3%超”の価値 <株探トップ特集>」は、そんな逆境を跳ね返す実力を持つ高配当6銘柄をピックアップ。この記事はアクセスランキング5位に輝きました。

このほか、好業績・高配当を特集した記事が人気となっています。4-6月期決算から“上方修正“の可能性が高い銘柄を選出した「上方修正“先回り”、20年9月上期【業績上振れ】候補 <成長株特集>」は、3日に配信した〔第1弾〕、6日配信の〔第2弾〕の両記事が上位ランキング入りしました。また、<割安株特集>では最低投資金額が10万円未満の銘柄から好業績企業を選出した「10万円以下で買える、2ケタ増益&低PBR 20社【東証1部】編 <割安株特集>」が上位ランクイン。以下の記事もよく読まれています。銘柄選択の参考になさってください。

利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第1弾 15社選出 <成長株特集>

上方修正“先回り”、20年9月上期【業績上振れ】候補〔第1弾〕 <成長株特集>

上方修正"先回り"、20年9月上期【業績上振れ】候補〔第2弾〕 <成長株特集>

10万円以下で買える、2ケタ増益&低PBR 26社【2部・新興】編 <割安株特集>

9月配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 「東証1部」編 <割安株特集>

【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 9月9日版

株探プレミアムでは、今週は3記事を配信。1記事目は「目指せ億トレ、頑張り投資家さんの稼ぎ技」レブルさんの第3回となる「10倍に稼ぐ技は『地合い×理論』、だから今年は『踏み上げロング』」。レブルさんが信頼を寄せる“ダウ理論”も、2018年の「VIXショック」時には理論通りの値動きをしませんでした。「優れた理論も相場のシチュエーションによってチューニングが必要」と悟ったレブルさんは戦略の立て直しを図りました。その結果獲得した、利益を上げ続けるレブルさんの新しい戦略とはどのようなものでしょうか。ぜひ本記事をご確認ください。

2記事目は、お馴染み智剣・Oskarグループ主席ストラテジストの大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断!」第48回となる「マザーズ銘柄を徹底研究(No.1)~出来高急増の『バズった銘柄』に乗るか、降りるか?」。3月末以降、TOPIX比で50%も上回るパフォーマンスを見せている東証マザーズ指数を題材に、“出来高を伴って高騰した(バズった)銘柄に後乗りできるのか?”を検証します。この記事は株探プレミアム限定にも関わらずアクセスランキングトップ20に入る大人気となりました。

3記事目は、マネックス証券・執行役員チーフアナリスト大槻奈那氏の「だからあなたは損をする~心理バイアスの罠にはまらない技」第8回「バフェットの商社株保有は、割安銘柄復権の始まり? ⇒バリュー株効果」。ウォーレン・バフェット氏の日本商社株保有、菅官房長官の地銀に関する発言と、2つのニュースで“バリュー株”に注目が集まっています。今回、大槻氏は「バリュー株は、長期的に市場平均をアウトパフォームする傾向がある」というアノマリーを解説。どのような状況下でバリュー株が優位となるのかを検証し、注目銘柄を紹介しています。

株探プレミアム専用コラムは、非会員の方も1ページ目がご覧いただけます。また、株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだお試しでない方はぜひ無料体験をお試しください。株価のリアルタイム化、通期業績の25期表示や「成長性」表示など、魅力的な機能が満載の株探プレミアム。詳細はリニューアルして見やすくなった「株探プレミアムのご紹介」ページをご覧ください。皆様のご加入をお待ちしております。

引け後に発表される開示情報や決算、ニュースリリースなどの膨大な情報をまとめてチェックできる株探の看板記事【明日の好悪材料】は今週もすべての記事がトップ10入り。もう一つの定番人気記事【サプライズ決算】もすべてランキング入りとなっています。

【明日の好悪材料】を題材にした株探プレミアム専用コラム「和島英樹の『明日の好悪材料Next』~第15回 業績上方修正した国土強靭化・宅食関連、厳しい見通しの紙パ」も大好評連載中。和島氏独自の“好悪材料”も掲載されており、見逃せない記事です。

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月4日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月7日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月8日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月9日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月10日発表分)

★本日の【サプライズ決算】速報 (09月04日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (09月07日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (09月08日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (09月09日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (09月10日)

その日一日の株式市場を総括し翌日の戦略を指南する「明日の株式相場戦略」。今週は、米国市場は「給付金トレーダー、いわゆるロビンフッダー」がカギを握っており、「給付金問題がどうなるかは一つの“指標”として重要視」されていることを指摘した8日の「明日の株式相場戦略=スガノミクス、官民を挙げてのDX相場」がランキング11位となったほか、すべての記事が20位以内にランクインする人気となりました。

明日の株式相場戦略=SBG急落の衝撃も個別物色に陰りなし

明日の株式相場戦略=スガノミクス、官民を挙げてのDX相場

明日の株式相場戦略=テスラ暴落は崩壊の序曲か?

明日の株式相場戦略=強い株の押し目に刮目

来週の株式相場戦略=新政権のスタート見極める、バリュー株優位は継続か

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