「水素ステーション」が14位にランク、「脱炭素化」へインフラ整備機運高まる<注目テーマ>

特集
2020年12月7日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

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9 2020年のIPO

10 蓄電池

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「水素ステーション」が14位となっている。

政府は2050年までに温暖化ガスを実質ゼロにすることを目標に掲げ、脱炭素に向けた研究・開発を支援する2兆円の基金創設を表明した。このなか、注目を集めているのが水素だ。水素 は、燃焼時に二酸化炭素を出さないクリーンなエネルギーであり、「脱炭素化の切り札」とも呼ばれている。特に、日本は「水素立国」を掲げて世界をリードしてきた実績がある。

その水素社会の構築に向けて必須なのがインフラ整備であり、とりわけ燃料電池車(FCV)などの燃料である水素を供給する水素ステーション網をいち早く整備することが求められている。国内の水素ステーションの戦略的な整備や効率的な運営に取り組む合同会社「日本水素ステーションネットワーク」には、トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>のほか、岩谷産業<8088>やENEOSホールディングス<5020>、東邦ガス<9533>、東亞合成<4045>、豊田通商<8015>などが参加している。また、日本酸素ホールディングス<4091>傘下の大陽日酸はパッケージ型水素ステーション「ハイドロシャトル」を展開している。三菱化工機<6331> は水素ステーション向けに水素製造装置などを手掛ける。加地テック<6391>は、水素ステーション用の燃料電池用水素圧縮機を製造している。

出所:MINKABU PRESS

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