「コロナウイルス」が16位、感染拡大加速で警戒シグナル再点灯<注目テーマ>

特集
2020年12月8日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1 電気自動車関連 

2 再生可能エネルギー 

3 水素

4 電気自動車充電器

5 全固体電池

6 リチウムイオン電池

7 デジタルトランスフォーメーション

8 半導体

9 水素ステーション

10 2020年のIPO

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「コロナウイルス」が16位となっている。

ここにきて、日米ともに新型コロナウイルスの感染拡大が再び深刻化している。米国では12月に入ってから1日あたりの死者や入院患者数が過去のピークを更新している状況にあり、この冬場は警戒感が最高潮に達する公算が大きい。

そうしたなか、米製薬大手ファイザーなどが開発した新型コロナワクチンが今週にもFDA(米食品医薬品局)の承認を得る見通しにある。米国では、まず医療従事者や高齢者から接種が始まり、来年春先には一般国民にも供給される見込みにある。もっとも副作用への懸念なども拭えず、調査によると米国民の約40%がワクチン接種に抵抗感を覚えているという結果も示されているだけに、マーケットが期待するようなワクチン普及で一気に新型コロナ感染の恐怖が解消とはいかない可能性も高い。

日本国内でも決して対岸の火事とはいえない。新型コロナへの感染者数は7日時点で新たに1522人が確認され、重症者数は530人に達している。国内累計感染者数は16万人にのぼっており、各地でクラスターが相次いで発生していることから、今後も感染者数の拡大に予断が許されない局面にある。

株式市場でも防疫関連株やテレワーク関連巣ごもり消費関連株の一角に再び物色の矛先が向いている。個別ではブイキューブ<3681>、サイバーリンクス<3683>などのテレワーク関連、中京医薬品<4558>、マナック<4364>などの除菌剤関連、川本産業<3604>、ダイワボウホールディングス<3107>、アゼアス<3161>などのマスク・防護服関連、イーブックイニシアティブジャパン<3658>、任天堂<7974>、コーエーテクモホールディングス<3635>など巣ごもり消費関連のほか、新しいところではワクチン特需関連でツインバード工業<6897>や不二精機<6400>などに資金が流れ込んでいる。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.