決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … アスクル、モロゾフ、トルク (3月16日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の3月15日から16日の決算発表を経て17日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 アスクル <2678>
21年5月期の連結経常利益を従来予想の106億円→129億円(前期は86.5億円)に21.7%上方修正し、増益率が22.5%増→49.0%増に拡大し、従来の13期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
★No.2 モロゾフ <2217>
21年1月期の経常利益(非連結)は前の期比49.5%減の8.6億円に落ち込んだが、22年1月期は前期比4.4%増の9億円に伸びる見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<2678> アスクル 東1 +10.32 3/16 3Q 63.83
<2217> モロゾフ 東1 +2.44 3/16 本決算 4.41
<8077> トルク 東1 +1.17 3/16 1Q -97.56
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした17日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース