【今週読まれた記事】バリュー株シフトで加速!激騰の“鉄鋼&海運”

特集
2021年3月20日 6時30分

株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は3月13日から19日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

今週の日経平均株価は続伸、前週比74円高の2万9792円となりました。注目されたパウエルFRB議長の会見では「少なくとも23年末まではゼロ金利政策を維持する」との方針が示され、市場に安心感が広がりました。一方、日銀政策決定会合でETF買いの下限撤廃や日経平均連動型除外などの方針が発表されたことが重しとなり、週末19日の日経平均は急反落となっています。

ただ、日銀の政策修正が地合いを変えるほどの影響を及ぼす可能性は低いと思われます。人気相場コラム「【村瀬智一が斬る!深層マーケット】 ─ FOMCまでは金利上昇に要警戒も、アク抜け感に繋がるか」の村瀬氏は、12日執筆の記事で「(日銀政策修正は)ある程度は織り込まれているとみられ、過度に警戒する流れにはなりにくいであろう」と解説。ETF買い入れ対象をTOPIXに限定する方針はネガティブサプライズとなったものの、そのほかの発表に関しては事前に情報が小出しにされ織り込みが進んでいたようです。

相場コラムは今週も多くの方に読まれています。ここ“グロース株からバリュー株へのシフト”がトレンドとなっていますが、「私に言わせるとややニュアンスが異なる」と述べるのは「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 再び天空目指す『収益好転株』、株式投資の幹となるのは成長力」の北浜氏。正確には「『収益絶頂株』から『収益好転株』」と指摘し「改めて書くのも気が引けるが、株価は業績に連動する」と、バリュー株の中でも“成長力”のある銘柄に投資するべきと指摘。ランキングトップ10入りとなっています。

そのほか以下の記事もすべて上位ランキング入り。<相場観特集>は第一線で活躍する市場関係者2氏に見通しを伺いました。どの記事もお見逃しなく。

【杉村富生の短期相場観測】 ─ 物色の流れは微妙に変化! IT系が出直る?

武者陵司「日銀ありがとう ~日本病(Japanification)からの脱却が始まった~」

富田隆弥の【CHART CLUB】 「今週がポイントに? そろそろ打診買いも」

植草一秀の「金融変動水先案内」 ―金融相場から業績相場へ―

山田勉氏【連騰モードの日経平均、3万円台復帰への道筋】(1) <相場観特集>

田部井美彦氏【連騰モードの日経平均、3万円台復帰への道筋】(2) <相場観特集>

バリュー株シフトの流れは、新型コロナウイルスとの戦いが終わりつつあることを示しています。都市封鎖などによって打撃を受けた業種の多くが復活の兆しを見せており、買い戻しの流れが活発化しているのです。無論、景気の本格回復はまだ先の話ですが、実体経済に先行する株式市場は既にその未来を見据えています。「『燃え上がる鉄鋼&怒涛の海運』激騰スペシャル厳選7銘柄 <株探トップ特集>」は、そうした景気敏感セクターの代表格である“鉄鋼”と“海運”に注目し、それぞれの有望銘柄をリストアップ。多くのアクセスを獲得しランキング1位に輝きました。

そのほか投資テーマ関連では、電気自動車(EV)の本格普及に向けた次世代電池の最右翼候補として関心が高い“全固体電池”を解説した「『全固体電池』関連が2位、2次電池革命に向け開発競争加速<注目テーマ>」がランキング3位を獲得。そのほか以下の記事も上位入りとなっています。

行政デジタル革命、覚醒する「DX関連」"現実買い"の舞台へ <株探トップ特集>

シクリカルバリューの代表「金融株」に本格上昇機運 <株探トップ特集>

オンライン会議急拡大で「発毛・育毛」関連に春満開のステージ <株探トップ特集>

強まる脱炭素の追い風、石炭火力発電の休廃止で「解体工事関連」株が急浮上 <株探トップ特集>

「海運」が9位、バリュー株物色強まるなか海運セクターの人気加速<注目テーマ>

「再生可能エネルギー」が3位にランク、経産省が基金の基本方針を策定<注目テーマ>

「アンモニア」が1位にランク、カーボンフリー燃料として関心高い<注目テーマ>

スクリーニング記事では、先週から大人気となっているシリーズ「上方修正“先回り”、21年3月期【業績上振れ】候補〔第3弾〕 <成長株特集>」が上位ランクイン。21年3月期第3四半期決算から“経常増益”かつ“対通期進捗率”が際立って高い銘柄をピックアップした記事で、先週配信の〔第2弾〕は今週もよく読まれ2週連続ランクインとなりました。

配当関連の記事も注目度が高く、13日配信の「3月配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>」も「東証1部編」「2部・新興編」の両記事が2週連続ランクイン。銘柄選択の参考にご覧ください。

3月配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 「東証1部」編 <割安株特集>

3月配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 「2部・新興」編 <割安株特集>

【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 3月17日版

10万円以下で買える、財務健全&低PER 13社【東証1部】編 <割安株特集>

10万円以下で買える、財務健全&低PER 18社【2部・新興】編 <割安株特集>

株探では現在、「個人投資家大調査-2021」を実施中です。告知記事がランキング入りしましたので当欄でも紹介させていただきます。

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株探プレミアム専用コラムは、今週は3記事を配信。1記事目はファイナンシャルプランナー清水香氏による「それって常識? 人生100年マネーの作り方」の第25回「進む銀行サービスのDX化、メガ3行で使いやすいのは」。今回のテーマは“銀行口座のデジタル化”です。メガバンクを始め多くの銀行で“紙の通帳有料化”の動きが盛んとなっており、これまでの感覚で紙の通帳を使うと思わぬ出費になることも。今回はメガ3行の“紙の通帳”手数料と、web通帳の優遇措置を徹底比較。ご自身が最も使いやすいと思われる銀行を再チェックしてはいかがでしょうか。プレミアム未加入の方も1ページ目が無料でお読みいただけます。

2記事目はマネックス証券・執行役員チーフアナリストの大槻奈那氏による「だからあなたは損をする~心理バイアスの罠にはまらない技」第14回の「バリュー・ローテーションの声もあるけど、ムードではグロース!? ⇒カレンダー効果とムードベータ」。“節分天井、彼岸底”のような季節性のアノマリーを“カレンダー効果”と呼んで研究が盛んですが、今回はこれに関連して“ムードベータ”というコンセプトについて解説します。これは「市場の気分の変化に対して株価がどれくらい動くのか」というもの。記事では“ムードベータ”の有効性を検証し、これに沿った注目銘柄を紹介しています。

3記事目は、大人気“すご腕投資家に聞く「銘柄選び」の技”「ともさんの場合~第3回」となる「ボロ不動産&REITの逆張りで、大ヤラレ後に億り人、昨年暴落時も見逃さず」。コロナショックと合わせ、過去に2度も資産を半減させた経験のある“ともさん”。現在はリベンジして5億円まで資産を膨らませていますが、その秘訣は“不動産・REIT"にありました。今回の記事では初心者の方には馴染みの薄いREIT(不動産投資信託)の解説や“ここだけはチェックしておきたい不動産銘柄の企業価値判断ポイント”を紹介。不動産業界で働いていたこともある“ともさん”ならではのREIT投資術を大公開します。

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【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (3月12日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (3月15日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (3月16日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (3月17日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (3月18日発表分)

★本日の【サプライズ決算】速報 (03月12日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (03月15日)

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