「人工知能」が15位、鳴り物入りIPOでテーマ買い波及へ<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 全固体電池
2 半導体
7 アンモニア
8 水素
10 海運
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「人工知能」が15位となっている。
人工知能(AI)は業態を問わず、もはや産業界にとっては技術革新の原動力として不可欠の存在となっている。ビッグデータをバックボーンとしたディープラーニングの出現によってAIはかつてない急速な進化をみせた。株式市場においても、重要な投資テーマとして関連株に対する投資家の熱い視線が常に注がれている。
きょうは東証マザーズに、最先端マシーンラーニングを活用したAIマーケティング・セールス領域に展開するAppier Group<4180>が鳴り物入りで新規上場。公開価格1600円に対し、2030円と27%高い水準で初値を形成するなど人気化したが、何といっても時価総額2000億円規模ということでマーケットの注目度が高い。これを受けて、株式市場でもAI関連に位置づけられる銘柄群に改めて物色の矛先が向く公算が大きい。
関連銘柄としてはブレインパッド<3655>、ALBERT<3906>、FRONTEO<2158>、クシム<2345>、ホットリンク<3680>、イルグルム<3690>、SREホールディングス<2980>、HPCシステムズ<6597>、フィックスターズ<3687>、メタップス<6172>、ユーザーローカル<3984>、PKSHA Technology<3993>、サイオス<3744>、メンバーズ<2130>、JIG-SAW<3914>などが挙げられる。