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「水素」が17位にランク、万博会場カーボンニュートラル実現のカギ<注目テーマ>

特集
2021年6月24日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1  パワー半導体

2  半導体

3  2021年のIPO

4  半導体製造装置

5  旅行

6  脱炭素

7  ポストコロナ

8  量子コンピューター

9  海運

10  TOPIXコア30

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「水素」が17位となっている。

2025年に開催される大阪・関西万博の実施主体「日本国際博覧会協会」は22日、未来社会における環境エネルギー検討委員会の中間とりまとめ「EXPO 2025 グリーンビジョン」を公開した。これは万博会場で温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルを実現するため、目指すべき環境エネルギーの在り方やその方向性を示すもの。実証・実装を進める技術分野として水素エネルギーや再生可能エネルギーなどの活用が盛り込まれている。

大阪府及び大阪市は、大阪・関西万博を水素社会の実現に向けた取り組みを加速させる絶好の機会と位置付けており、二酸化炭素(CO2)の排出量を大幅に低減させた方法で製造された「CO2フリー水素」や、「水素を用いたモビリティ」などの利活用を進める考えだ。

関連銘柄としては、純水素型燃料電池と太陽電池を組み合わせて事業活動で消費するエネルギーを100%再生可能エネルギーで賄う「RE100化ソリューション」の実証を行っているパナソニック<6752>や、豪州から神戸に液化水素を海上輸送するサプライチェーン構築実証を行っている川崎重工業<7012>など水素事業を手掛ける関西企業。また、岩谷産業<8088>と名村造船所<7014>、関西電力<9503>などは共同で、万博会場の夢洲と大阪市内の観光地を結ぶ水素燃料電池船の実用化に取り組んでいる。

出所:MINKABU PRESS

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