「パンダ」が15位、上野動物園のシンシンが2頭の赤ちゃん出産で注目度高まる<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「パンダ」が15位にランクしている。
上野動物園が6月23日、ジャイアントパンダの「シンシン」が双子の赤ちゃんを出産したと発表した。同動物園でパンダの赤ちゃんが誕生するのは2017年の「シャンシャン」以来で、双子の誕生は初めて。なお、赤ちゃんパンダの性別はまだ明らかになっていない。
現在、7頭のジャイアントパンダを飼育しているアドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)には数でこそ劣るものの、関東地方を中心に「パンダといえば上野動物園」というイメージは強く、株式市場でも上野動物園のパンダの妊娠の兆候が報じられると、関連株への関心は急上昇する。今回は出産、それも双子ということで、上野地域にはより集客効果が期待できるとの見方が強く、ワクチン接種の拡大で人々の外出意欲が強まれば、これに拍車がかかる可能性も高い。上野地域に店舗があり、パンダ関連銘柄の代表格である東天紅<8181>、精養軒<9734>の業績への貢献が期待されている。
ところで、パンダ関連といえば妊娠、出産で盛り上がるが、短期的なケースが多い。ただ、名前の決定と初お披露目に関連しても盛り上がることも忘れてはならない。なお、前回のシャンシャンの際は6月12日に誕生し、約3カ月後の9月25日に名前が決定している。