個人投資家・有限亭玉介:夏枯れ相場に負けない強い銘柄に注目【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2021年8月21日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

-----------

※2021年8月16日10時に執筆

コロナの感染者数に関しては優等生であった日本ですが、感染拡大の封じ込めに苦労しています。緊急事態宣言下で軟調な値動きをする国内株とは対照的に、米国株は雇用統計の改善が見えた事で調子を戻しているようです。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

米国でもデルタ株の脅威はあるものの、米議会上院でインフラ投資法案の可決が好感されるとNYダウが最高値を更新しました。やはり日米を対比させると、日本政府からの経済政策へのメッセージ性というのはあまりにも弱いと感じざるを得ませんねぇ。コロナ対策についても同様で、国民の不安を解消できていないように感じます。衆院選はどうなる事やら…。

夏枯れ相場となる日本市場ですが、主力の大型株には一定の底堅さはあるように見受けられます。好決算が出た個別のテーマ株への物色もあるようです。お盆明けからはワクチン接種のスピードが再加速するようで、最悪にも思える今の状況からは脱すると思われます。感染者数が減少傾向へ転換するのはいつになるのか…投資家達は注視している事でしょうな。

さて、今回は決算期に見ていた銘柄を中心にピックアップしてみました。

ネットワーク構築や金融機関向け債権管理システムなどで実績があるアイティフォー<4743>は、8月5日の決算発表が好感されるとチャート(日足)は窓を開け動意しました。チャートは強気に転じたか…と押し目を狙って監視としております。

台湾発のベンチャーAPPIER G<4180>はIPO後に下落基調となっていましたが、8月5日の決算で赤字縮小を発表すると動意しました。AIを駆使したマーケティング支援サービスなど技術力には定評がありますな。

8月6日の決算後に年初来高値を更新した日本一ソフトウェア<3851>は、スマートフォンゲームなどが業績寄与した模様です。「魔界戦記ディスガイア」シリーズの累計出荷本数が全世界で500万本を突破したとの発表もあり、巣ごもりでのゲーム関連株の強さが目立ちますな。PERが割安である点にも注目です。

こちらも決算後に年初来高値を更新したヴィスコ・テクノロジーズ<6698>は、5G製品や自動車電子制御部品、半導体関連が好調となりました。保ち合いを上抜けしたチャート(日足)が下値を切り上げるか監視中です。

全固体電池に思惑がある三桜工業<6584>は、自動車部材関連として自動車用チューブなどを手掛けております。8月5日の決算では黒字転換が好感されて動意しました。通期の業績も上方修正しており、やはり自動車関連は好調ですな。

最後に13日の決算は下振れ着地となりましたが、同時に自社株買いを発表したガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>にも注目しました。スマホアプリゲーム「パズル&ドラゴンズ」でも知られておりますが、eスポーツにもなっているニンテンドースイッチ向け対戦ゲーム「ニンジャラ」のさらなる人気化にも期待したいところです。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

----

執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《RS》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.