「外食」が20位にランクイン、政府の行動制限緩和方針で業績回復に期待感<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 アンモニア
3 半導体
5 脱炭素
6 半導体製造装置
7 全固体電池
8 水素
10 パワー半導体
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「外食」が20位にランクしている。
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は9月3日、ワクチンが行き渡った後の経済社会活動の制限緩和について提言を行った。接種証明書(ワクチンパスポート)や検査の陰性証明書を活用することで、医療機関・高齢者施設での面会や県境をまたぐ旅行、大規模イベントなどの制限を緩めるほか、商品の割引や特典の提供なども可能となるという。9日に開催された新型コロナウイルス感染症対策本部ではこれらが正式決定され、希望者のワクチン接種が完了するとされる10月から11月にかけて実施し、今後の社会経済活動の正常化に道筋をつける方針だ。
この決定を受け今冬以降、人の流れが活発化することが見込まれている。特に、これまで厳しい環境下にあった飲食店では、酒類提供や営業時間の緩和が期待されており、「先行きに明るさが見え始めた」との声も聞かれる。苦戦が続く外食企業の業績回復期待も徐々に高まりそうだ。
この日の関連銘柄の動きは、三光マーケティングフーズ<2762>、イートアンドホールディングス<2882>、ヨシックスホールディングス<3221>、ペッパーフードサービス<3053>、トリドールホールディングス<3397>、王将フードサービス<9936>などが高い。グルメサイト運営のRetty<7356>、カカクコム<2371>も堅調。