東京株式(大引け)=176円高と3日ぶり反発、値頃感からの買いで堅調

市況
2021年9月17日 15時39分

17日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発。下値には値頃感からの買いが流入し堅調な値動きとなった。

大引けの日経平均株価は前日比176円71銭高の3万500円05銭。東証1部の売買高概算は15億9933万株。売買代金概算は4兆3205億円となった。値上がり銘柄数は1423と全体の約65%、値下がり銘柄数は645、変わらずは119銘柄だった。

前日の米株式市場では、NYダウは63ドル安と下落したが、ナスダック指数は上昇と高安まちまちだった。米長期金利の上昇でハイテク株などが軟調だった。こうした流れのなか、東京市場は買い優勢でスタート。前日までの2日間の下落で値頃感が出た銘柄の下値を拾う動きも強まり、半導体関連株や海運株などが買われた。ただ、3連休を控えていることもあり、後場に入ってからは様子見姿勢が強まり3万500円前後での一進一退状態が続いた。

個別銘柄ではソフトバンクグループ<9984>やキーエンス<6861>が値を上げた。レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体関連株が高く、日本郵船<9101>や商船三井<9104>など海運株が買われた。ベイカレント・コンサルティング<6532>やエムスリー<2413>が上昇し、プレミアアンチエイジング<4934>やグローバルウェイ<3936>、Birdman<7063>といった東証マザーズ上場の小型株が商いを伴い値を上げた。

半面、JR西日本<9021>やファーストリテイリング<9983>が安い。3000億円のユーロ円CBの発行を発表した日本製鉄<5401>が大幅安となり、ジェイ エフ イー ホールディングス<5411>が連想売りで値を下げた。ダイキン工業<6367>やHOYA<7741>が軟調で日本電産<6594>や村田製作所<6981>、SUMCO<3436>が下落した。セブン&アイ・ホールディングス<3382>や富士フイルムホールディングス<4901>も軟調だった。

出所:MINKABU PRESS

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