「人工知能」が9位に急浮上、DX時代を担う必須テクノロジーに<注目テーマ>

特集
2021年9月21日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1  デジタルトランスフォーメーション

2  アンモニア

3  半導体

4  再生可能エネルギー

5  脱炭素

6  半導体製造装置

7  海運

8  全固体電池

9  人工知能

10  パワー半導体

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「人工知能」が9位に急浮上している。

今月1日からデジタル庁が始動したが、デジタル分野の機能強化を政策テーマとした官主導の取り組みが進められていくことになる。そのなか、中長期的視野でDX推進のカギを握る人工知能(AI)にスポットライトが当たっている。

AIは金融、不動産、建設、医療・バイオ、流通など、あらゆる産業とリンクして技術革新の原動力となり得る。自動運転をはじめ先端技術分野でも既に欠かすことのできないテクノロジーとなっており、株式市場で投資テーマとして人気が再燃している。

AIが人類の知能の総和を超えるとされるシンギュラリティが2045年に訪れるとされているが、その歴史的瞬間に向け、ここからの四半世紀はAI技術を巡る覇権争いが先鋭化していくことが必至だ。AIの研究開発は大手IT企業にとどまったものではない。業界の垣根を越えて世界中の大資本企業がAI分野に資金を投下し先を競っている。ディープラーニングの特許申請数は今や中国が米国を凌駕する状況にあるが、個別企業ベースで見た場合、IBM、マイクロソフト、グーグルが上位3傑を独占している。日本も特許申請件数では米中に続くポジションにあり、今後に期待が膨らんでいる。日本国内で安倍政権時代から国策として推進する「スーパーシティ」構想は、AIやビッグデータを活用して先端技術を融合させた街づくりを目指すことが基本コンセプトで、今後も折に触れて関連企業の株価を刺激していくことになるだろう。

注目される銘柄群としてはブレインパッド<3655>、ALBERT<3906>、FRONTEO<2158>、ホットリンク<3680>、クレスコ<4674>、ユーザーローカル<3984>、HPCシステムズ<6597>、サイオス<3744>、PKSHA Technology<3993>などが挙げられる。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.