「旅行」が24位、「オミクロン株」後に見込まれる観光テコ入れ策に期待<注目テーマ>

特集
2022年2月8日 12時20分

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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「旅行」が24位にランクしている。

観光庁はきょう午後3時から、第2回「アフターコロナ時代における地域活性化と観光産業に関する検討会」を開催する。宿泊業や旅行業が新型コロナウイルス感染症の感染拡大以前から抱える課題への対応も含め、観光を通じた地域活性化と観光産業の強化について検討する。2月中をメドに、観光推進立国基本計画への反映も見込まれる骨子を取りまとめる方針としている。

昨年11月25日に開催された第1回会合では、アフターコロナ時代に観光を復活させるための案(アイデア)が各委員から示された。今回はこれまでの議論の整理に加え、観光地・観光産業一体となった地域活性化の方向性を議論する予定。政府や自民党は「Go To トラベル」再開に前向きであり、この検討会での議論も踏まえ、新型コロナウイルスの「オミクロン株」感染拡大の収束後、今春にも大型の観光テコ入れ策を打ち出すとの報道も見受けられる。そうすれば、旅行関連株に物色の矛先が向かいそうだ。

関連銘柄としては、日本航空<9201>、ANAホールディングス<9202>、JR東日本<9020>などの航空・鉄道各社や、ABホテル<6565>、帝国ホテル<9708>、ロイヤルホテル<9713>といったホテル運営各社が挙げられる。また、オープンドア<3926>、アドベンチャー<6030>、エアトリ<6191>、旅工房<6548>、エイチ・アイ・エス<9603>、KNT-CTホールディングス<9726>といった旅行会社も当然注目できる。

出所:MINKABU PRESS

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