10万円以下で買える、増収増益＆低PER 29社 【スタンダード】編 ＜割安株特集＞
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証スタンダード上場企業では797銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、22年4-9月期(上期)に増収増益を達成し、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が10倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄(銀行を除く)を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額60億円以上、(3)4-9月期に売上高と経常利益が前年同期比で増加、(4)予想PERが10倍未満――を条件に投資妙味が高まる29社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは18日現在)
18日(金)に配信した「10万円以下で買える、増収増益＆低PER【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌─売上高─┐ ┌ 経常利益 ┐ 予想
コード 銘柄名 金額 増収率 4-9月期 増益率 4-9月期 PER
<5363> ＴＹＫ 26900 9.5 13998 12.1 2042 6.7
<3347> トラスト 31500 46.3 17954 142 1809 5.4
<8230> はせがわ 36800 12.9 11497 75.7 1277 6.7
<6366> 千代建 37300 25.1 184312 10.2 6618 8.4
<1826> 佐田建 43700 22.7 14267 254 350 9.6
<7551> ウェッズ 49400 11.8 15646 116 811 8.9
<9845> パーカー 50900 12.8 27388 1.7 1665 6.1
<7315> ＩＪＴＴ 51400 21.4 81075 12.8 1925 7.8
<6023> ダイハツデ 55800 35.2 31584 35.1 832 7.0
<8772> アサックス 59800 12.4 3113 17.2 2237 7.3
<2903> シノブフズ 62800 3.9 25354 9.1 927 7.1
<6488> ヨシタケ 63900 10.5 3758 29.2 766 8.0
<5951> ダイニチ工業 66400 16.4 7355 119 455 9.8
<9367> 大東港運 67000 5.0 8718 8.2 635 8.2
<9029> ヒガシ２１ 69700 31.0 16300 17.8 964 7.8
<4783> 日ダイナミク 70100 15.4 10672 24.8 523 9.4
<9913> 日邦産業 70500 6.9 18606 39.0 905 5.4
<2344> 平安レイ 74900 8.3 4585 22.6 677 9.7
<9368> キムラユニテ 77800 5.1 28317 27.3 1989 6.9
<7298> 八千代工 77900 21.8 90834 92.2 7639 4.1
<9753> ＩＸナレッジ 77900 6.5 9798 13.6 795 8.4
<5984> 兼房 79800 14.3 10846 77.6 1346 7.7
<9696> ウィザス 82900 13.0 9296 2.3 848 5.9
<5391> Ａ＆ＡＭ 85700 14.2 19258 46.0 619 6.6
<7463> アドヴァンＧ 88000 10.7 9612 158 6644 9.8
<3435> サンコテクノ 90100 9.9 9325 9.8 821 6.8
<1768> ソネック 93200 26.6 8691 17.6 574 9.4
<6158> 和井田 97800 25.3 3519 36.9 568 8.7
<9791> ビケンテクノ 100000 8.2 17620 46.6 1466 5.8
※単位は最低投資金額が円、売上高・経常利益が百万円、増収率・増益率が％、PERが倍。
※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80％以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
株探ニュース
